特許
J-GLOBAL ID:200903087812519720

作業車の旋回操作構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-173930
公開番号(公開出願番号):特開平7-025350
出願日: 1993年07月14日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 左右の後輪を各々独立に制動可能なサイドブレーキを備えて、旋回時に旋回中心側のサイドブレーキが自動的に制動側に操作されるように構成した作業車の旋回操作構造において、走行用の第1及び第2変速装置を高速側に操作すると、サイドブレーキが自動的に操作されない状態に切換操作する構造を簡素に構成する。【構成】 第1及び第2変速装置の第1及び第2操作部材55,56に亘りワイヤ57を接続し、ワイヤ57の中間部とサイドブレーキ自動操作用の機構とを連係機構51,53により連動連結して、第1及び第2操作部材55,56が両方共に高速側に操作されると、ワイヤ57の中間部が第1及び第2操作部材55,56と一緒に移動して、サイドブレーキが自動的に操作されない状態に切換操作されるように構成する。
請求項(抜粋):
左右の後輪(2)を各々独立に制動可能な左右一対のサイドブレーキ(27)と、直進位置からの前輪(1)の左右の操向角度を検出する操向角度検出手段(23)と、前輪(1)が直進位置から左右一方に設定角度以上に操向操作されるとこの操向操作に連動して、旋回中心側のサイドブレーキ(27)を制動側に操作する操作手段(29),(41)と、前記操作手段(29),(41)の作動を許す作動状態と作動を停止させる停止状態とに切換操作自在な牽制手段(33)とを備えると共に、走行用の第1変速装置の変速操作に伴って作動する第1操作部材(55),(62b)と、走行用の第2変速装置の変速操作に伴って前記第1操作部材(55),(62b)の作動方向に略沿って作動する第2操作部材(56),(63)とを備え、前記第1操作部材(55),(62b)と第2操作部材(56),(63)とに亘りワイヤ(57)を接続し、このワイヤ(57)の中間部と前記牽制手段(33)とを連係機構(51),(53)により連動連結して、前記第1及び第2操作部材(55),(62b),(56),(63)が両方共に高速側に操作されると、これに伴って前記ワイヤ(57)の中間部が前記第1及び第2操作部材(55),(62b),(56),(63)と一緒に移動し、前記連係機構(51),(53)を介して前記牽制手段(33)を停止状態側に切換操作するように構成してある作業車の旋回操作構造。

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