特許
J-GLOBAL ID:200903087816138420

強靭性表面被覆超硬合金

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-199005
公開番号(公開出願番号):特開平9-029508
出願日: 1995年07月12日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 超硬合金の表面部の立方晶系化合物を貧化させ、かつ表面部中に板状晶WCを多量に含有させて、その板状晶WCの結晶面を特定方向に配向させた基体上に被膜を被覆することにより、基体表面部の硬さ,靱性,耐塑性変形性,耐衝撃性および耐熱衝撃性を向上させる。【解決手段】 W,Co,W-Co合金,WとCoを含む合金,W-Co-Cの複合炭化物,の中の1種以上でなるWとCoとの含有物質に、炭素,黒鉛または炭化物を形成するために必要となる炭素源物質を所定量含有させた出発物質と、さらに目的の超硬合金組成物となるように従来から市販されているWC,Co,Ni,Cr,V,TiC,TiN,TiCN,TaC,(TiW)C,(TiTaW)Cなどの各種の出発物質とを従来から行われている粉末冶金法である混合,成形,焼結の各工程を経て作製する。
請求項(抜粋):
Coを主成分とする結合相4〜12重量%と、W元素と周期律表の4a,5a族元素の中の少なくとも1種との炭化物,炭窒化物,炭酸化物,炭窒酸化物でなる立方晶系化合物の第1硬質相5〜30重量%と、残りが炭化タングステンの第2硬質相と不可避不純物とでなる超硬合金の基体上に被膜を被覆してなる被覆超硬合金において、該超硬合金の表面から内部に向かって5〜30μm深さにおける表面部は、該第1硬質相を含有してなく、または該超硬合金の中心部に比べて該第1硬質相が貧化しており、かつ該表面部の中の該第2硬質相は、結晶が配向された板状晶炭化タングステンを含有していることを特徴とする強靱性表面被覆超硬合金。
IPC (3件):
B23B 27/14 ,  C22C 29/02 ,  C23C 16/30
FI (3件):
B23B 27/14 A ,  C22C 29/02 A ,  C23C 16/30
引用特許:
審査官引用 (5件)
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