特許
J-GLOBAL ID:200903087820850452
磁性体成形体およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八田国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-173879
公開番号(公開出願番号):特開2009-049378
出願日: 2008年07月02日
公開日(公表日): 2009年03月05日
要約:
【課題】高保磁力を維持しつつ高価な元素の使用量を削減し、さらにモータ環境などでの耐熱性にも優れる磁性体成形体を提供する。【解決手段】磁性体成形体を構成する磁性粒子と絶縁皮膜との界面に、前記磁性粒子における平均濃度よりも高い元素濃度を有する濃化元素を含む濃化相を存在させる。また、磁性粉末の表面に絶縁皮膜を形成した後に加圧下で加熱することによってバルク磁石へと成形して磁性体成形体を製造する際、絶縁皮膜の形成前に、磁性粉末の表面を予め所定の低融点材料またはその前駆体で被覆しておく。そして、その後に絶縁皮膜を形成し、さらに所定温度での加熱加圧処理(成形処理)を経て、磁性体成形体を得る。あるいは、まず、減圧下で、雰囲気中の酸素濃度を増加させながら、イオン化された金属元素を磁性粉末の表面に蒸着させて、当該金属元素を含有する絶縁皮膜を磁性粉末の表面に形成して絶縁被覆磁性粉末を得る。次いで、得られた絶縁被覆磁性粉末を加圧下で加熱することにより、磁性体成形体を得る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
磁性粒子と、前記磁性粒子間に存在する絶縁皮膜とを含む磁性体成形体であって、
前記磁性粒子における平均濃度よりも高い元素濃度を有する濃化元素を含む濃化相が前記磁性粒子と前記絶縁皮膜との界面に存在することを特徴とする、磁性体成形体。
IPC (3件):
H01F 1/08
, H01F 1/09
, H01F 41/02
FI (3件):
H01F1/08 A
, H01F1/09 A
, H01F41/02 G
Fターム (12件):
5E040AA03
, 5E040BB01
, 5E040BC01
, 5E040CA01
, 5E040HB11
, 5E062CC01
, 5E062CE04
, 5H622CA02
, 5H622CA05
, 5H622DD02
, 5H622QA01
, 5H622QA02
引用特許:
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