特許
J-GLOBAL ID:200903087824415467

文字キヤツシユ方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-205141
公開番号(公開出願番号):特開平5-046141
出願日: 1991年08月15日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】 文字キャッシュ領域の大きさや描画すべき文字列上の文字の配列等に関係なく、アウトラインフォントデータに基づくビットマップ展開処理の実行回数の低減を可能ならしめること。【構成】 ビットマップ展開処理を開始する前に、描画すべき文字列中の各文字について、文字列上での出現回数と出現範囲とを解析して、複数回出現する文字をキャッシュ候補として抽出した集合Mを生成する(ステップ101)。ステップ101の解析結果に基づき、集合Mの各文字について出現回数の多い順に文字キャッシュ領域の区分を割り当てた文字キャッシュ管理テーブルを作成する(ステップ102)。そして、前記文字キャッシュ管理テーブルに基づいて、ビットマップ展開処理で得た文字のビットマップをキャッシュする。
請求項(抜粋):
文字のビットマップを保持する文字キャッシュ領域を装備し、描画すべき文字のビットマップをイメージメモリに生成する際に、前記文字キャッシュ領域に既にビットマップが保持されている文字に対しては、該文字キャッシュ領域に保持されているビットマップをイメージメモリにコピーすることによって、描画すべき文字のビットマップを新たにアウトラインフォントデータに基づいて作成するビットマップ展開処理を省いて文字列描画処理の高速化を図る文書描画システムにおいて、前記ビットマップ展開処理によって作成されたビットマップの前記文字キャッシュ領域への保持処理を一定の基準に従って実行する文字キャッシュ方式であって、前記文字キャッシュ領域は、1文字分のビットマップを格納する単位区分に区画し、各区分に保持する文字とその保持範囲とを文字キャッシュ管理テーブルによって管理することとし、一方、ビットマップ展開処理を開始する前に、描画すべき文字列中の各文字について、文字列上での出現回数と出現範囲とを解析して、複数回出現する文字をキャッシュ候補として抽出した集合Mを生成し、前記文字キャッシュ領域の区画数がLであるとき、まず、前記集合Mから、出現回数の多い順にL個の文字を第1キャッシュ候補として抽出し、抽出した第1キャッシュ候補の各文字を、前記文字キャッシュ管理テーブルに設定した文字キャッシュ領域上の各区分に割り付けるとともに、各区分毎に割り付けた文字の保持範囲を設定し、第1キャッシュ候補を除いた集合Mの残りの文字に対しては、既に文字キャッシュ領域上の各区分に保持が設定されている文字の保持範囲と重複しない範囲で、出現回数の多い順に、前記文字キャッシュ管理テーブルに設定された文字キャッシュ領域上の各区分に割り付け、さらに、各区分毎に割り付けた文字の保持範囲を設定し、前記文字キャッシュ管理テーブル上の設定に基づいて、前記文字キャッシュ領域へのビットマップの保持処理を実行することを特徴とする文字キャッシュ方式。
IPC (4件):
G09G 5/24 ,  G06F 3/153 310 ,  G06F 12/08 310 ,  G06F 15/72 355

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