特許
J-GLOBAL ID:200903087824857370

リン酸型燃料電池の運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-197091
公開番号(公開出願番号):特開2002-015759
出願日: 2000年06月29日
公開日(公表日): 2002年01月18日
要約:
【要約】【課題】追加設備を用いることがなく、リン酸型燃料電池を低温下で良好に運転することを可能にする。【解決手段】リン酸型燃料電池10を反応生成水が液状水として存在する条件下で運転する際に、リン酸濃度を低下させる前記反応生成水の量とリン酸中から蒸発する水の量とが平衡する際のリン酸濃度が、所望の性能を維持し得る基準リン酸濃度以上になるように運転条件を設定する。具体的には、平衡リン酸濃度設定システム92によりガス流量制御システム84、84a、ガス温度制御システム86、86aおよび圧力制御システム90、90aが必要に応じて制御され、リン酸型燃料電池10の性能劣化や発電性能の低下を有効に回避する。
請求項(抜粋):
リン酸を含浸させた電解質をアノード側電極とカソード側電極とで挟んで構成される接合体を有し、燃料ガス流路を介して前記アノード側電極に燃料ガスを供給する一方、酸化剤ガス流路を介して前記カソード側電極に酸化剤ガスを供給するリン酸型燃料電池の運転方法であって、反応生成水が液状水として存在する条件下で運転する際に、リン酸濃度を低下させる前記反応生成水の量とリン酸中から蒸発する水の量とが平衡する際のリン酸濃度が、所望の性能を維持し得る基準リン酸濃度以上になるように、運転条件を設定することを特徴とするリン酸型燃料電池の運転方法。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/08
FI (2件):
H01M 8/04 F ,  H01M 8/08
Fターム (7件):
5H026AA04 ,  5H027AA04 ,  5H027KK00 ,  5H027KK02 ,  5H027KK05 ,  5H027KK33 ,  5H027KK44

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