特許
J-GLOBAL ID:200903087834826295

超音波プローブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-337213
公開番号(公開出願番号):特開平7-184898
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 構造が簡単で、プローブ近傍から遠方まで高い分解能で観察できる、焦点深度の深い超音波プローブを提供する。【構成】 例えば超音波振動子1に設けた超音波集束要素としての凹面音響レンズ2と、凸面の超音波ミラー3との組合せなら、音軸上における、その凸面ミラーと音響レンズ2の距離が、当該音響レンズ2の焦点距離よりも短いよう、配置構成する。プローブ10から音波が放出される段階で、超音波ビームは、音響窓をビームが通過するときにビームが十分に集束され、音軸に対して平行なビームとなる。曲率の小さい音響レンズ2を用いると、このままではプローブ近傍に焦点を結び遠方で拡散してしまうが、凸面ミラー3を用い、音響レンズ2で絞られたビームを、音軸に対して平行に近いビームに修正できる。ビーム形状を改善し、全体のビーム径が細く、プローブからの距離によらず分解能が高い。
請求項(抜粋):
反射ミラーを用いてスキャンを行う超音波プローブであって、超音波発生部は、集束要素を兼ねる超音波振動子からなるか、または超音波振動子に超音波集束要素を付加してなる構成のいずれかとされるとともに、反射ミラーが、その超音波発生部からの超音波を反射する、凸面または凹面の超音波ミラーであり、かつ、該超音波ミラーが凸面のミラーを有する場合にあっては、当該ミラーと前記の集束要素を兼ねる超音波振動子との距離、もしくは当該ミラーと前記の付加された超音波集束要素との距離を、該超音波振動子もしくは該超音波集束要素の焦点距離よりも短くなるように設定する態様とするか、前記超音波ミラーが凹面のミラーを有する場合にあっては、当該ミラーと前記の集束要素を兼ねる超音波振動子との距離、もしくは当該ミラーと前記の付加された超音波集束要素との距離を、該超音波振動子もしくは該超音波集束要素の焦点距離よりも長くなるように設定する態様とするかの、それらいずれか一の態様となるよう、前記超音波発生部と前記超音波ミラーの配置構成が選定されていることを特徴とする超音波プローブ。
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 体腔内診断装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-070351   出願人:富士写真光機株式会社
  • 特開平4-218144
  • 特開平2-104339
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