特許
J-GLOBAL ID:200903087837896260

制動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-238704
公開番号(公開出願番号):特開平6-087421
出願日: 1992年09月07日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】車両運動制御のための制動力制御中でも制動力差を次第に変化させて無制御の通常制動力とすることで、車両運動値の急激な変動を抑制して車両挙動を安定化し、運転者への心理的影響を低減し得る制動力制御装置を提供する。【構成】車両の発生ヨーレートを予め算出された目標ヨーレートに一致させるように設定されたヨーレート制御のための目標制動力(P* FL〜P* R )に応じて左右輪の制動力を制御すると共に、異常検出時には該目標制動力発生に必要な目標差圧(ΔP)を所定時間(ΔT’)毎に目標加減圧(ΔP* )ずつ小さくして各目標制動力が通常ブレーキ操作による制動力(PMCF ,PMCR )に設定されたら制動力制御を停止する構成とした。
請求項(抜粋):
車両の操舵状態を検出する操舵状態検出手段と、車両の前後方向速度を検出する速度検出手段と、前記操舵状態検出手段及び速度検出手段からの信号を入力して車両の運動目標値を設定する運動目標値設定手段と、前輪及び後輪の少なくとも一方に配設された左右の制動手段と、前記運動目標値設定手段で設定された運動目標値を制御対象となる車両で実現するために必要な前記制動手段の目標制動力を算出する目標制動力算出手段と、前記左右の制動手段の制動力を前記目標制動力と一致するように独立に制御する制動力制御手段とを備えた制動力制御装置において、前記制動力制御装置の異常を検出する異常検出手段と、前記異常検出手段が制動力制御装置の異常を検出したときに前記制御された左右の制動手段の制動力を無制御の通常制動力まで次第に変化する異常時処理手段とを備えたことを特徴とする制動力制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/32 ,  B60T 8/24

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