特許
J-GLOBAL ID:200903087846995653

油圧式オートテンショナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-313788
公開番号(公開出願番号):特開平10-159922
出願日: 1996年11月25日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 ベルトの張力を一定に保持するオートテンショナの小型化と、耐久性の向上を図り、エンジンブロックとプーリ中心までの距離の短縮化を図る。【解決手段】 エンジンブロック1にねじ込まれたボルト2を中心として揺動自在の偏心輪3によりプーリ7を回転自在に支持する。エンジンブロック1と偏心輪3との間に油圧ダンパ10を設ける。油圧ダンパ10のロッド20を偏心輪3に設けたピン8に当接する。油圧ダンパ10は、圧力室23と主リザーバ室24との間で作動油を流動させる気液二相構造の油圧ダンパとし、その油圧ダンパ10に上記主リザーバ室24と連通する副リザーバ室28を形成して油圧ダンパ10をプーリ7の内径円内に収納可能な大きさとし、オートテンショナの小型化を図る。また、偏心輪3を焼結体で形成してコストの低減を図る。
請求項(抜粋):
固定部材にねじ係合されたボルトによって偏心位置が支持され、上記ボルトを中心として揺動自在に支持された偏心輪によりプーリを回転自在に支持し、上記偏心輪を張力調整ばねによって上記プーリがベルトを押圧する回転方向に付勢し、ベルトからプーリを介して偏心輪に付与される押圧力を前記固定部材と偏心輪との間に組込まれて偏心輪の一部に当接する作動油密封式の油圧ダンパにより緩衝する油圧式オートテンショナにおいて、前記油圧ダンパに主リザーバと連通する副リザーバ室を設けて、その油圧ダンパをプーリ内径円内に収納可能な大きさとし、前記偏心輪を焼結体により形成した油圧式オートテンショナ。

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