特許
J-GLOBAL ID:200903087852284912

画像データの復号化時に生じるモスキートノイズの低減方法及び画像データの復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今間 孝生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-314162
公開番号(公開出願番号):特開平8-149471
出願日: 1994年11月24日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 画像データの復号化時に生じるモスキートノイズを良好に低減できるとともに輪郭補償のできる復号装置を提供する。【構成】 画像メモリ16から読出された復号画像データが供給される第1アクティビティ検出部7は復号画像中で指定された第1の大きさの範囲について検出した第1のアクティビティ値を制御信号発生部6に供給し、第2アクティビティ検出部8は、前記した第1の範囲よりも小さな第2の大きさの範囲について検出した第2のアクティビティ値を制御信号発生部6に供給する。制御信号発生部6は、第1,第2のアクティビティ値と、ブロック量子化幅値とに基づいて、周波数特性変更部9中の乗算器で係数として用いられる制御信号を発生する。周波数特性変更部9はブロック量子化幅値が大きな画像部分と、アクティビティ値が小さな画像部分については高域成分を減衰させ、ブロック量子化幅値が小さな画像部分とアクティビティ値が大きなエッジ部分について高域成分を増強させる。
請求項(抜粋):
所定のブロックサイズを有する単位のブロック毎に分割された画像信号が、それぞれの単位のブロック毎に直交変換された後に、少なくとも前記した単位のブロックの1個を含む予め定められた大きさの領域毎に個別に設定されているブロック量子化幅値を用いて量子化されるとともに、所定の符号化により変換符号化された画像データの復号化に当り、復号画像中で指定された第1の大きさの範囲について検出された第1のアクティビティの値と、前記した第1の範囲よりも小さな第2の大きさの範囲について検出された第2のアクティビティの値と、復号過程で得られたブロック量子化幅値とに基づいて、ブロック量子化幅値が大きな画像部分と、アクティビティ値が小さな画像部分については高域成分を減衰させ、また、ブロック量子化幅値が小さな画像部分と、アクティビティ値が大きなエッジ部分については高域成分を増強させるようにした画像データの復号化時に生じるモスキートノイズの低減方法。
IPC (6件):
H04N 7/30 ,  G06T 1/00 ,  G06T 5/00 ,  H03H 17/00 ,  H04N 1/41 ,  H04N 5/21
FI (3件):
H04N 7/133 Z ,  G06F 15/66 ,  G06F 15/68

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