特許
J-GLOBAL ID:200903087856441451
ポリマーの遠心成形装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-354381
公開番号(公開出願番号):特開平6-155493
出願日: 1992年11月26日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】 遠心成形が非常に困難である内径の小さな弾性体製品あるいは肉厚の大きな弾性体製品の成形、芯体と弾性体との一体成形、さらには複雑な形状の芯体と弾性体との一体成形を、遠心成形を利用して実施する。また外周面だけでなく内周面も特殊な形状のベルトを遠心成形法により製造する。かつすべての弾性体製品中の気泡を有効に除去し、品質の向上を図る。量産により、安価な弾性体製品を市場に供給する。【構成】 液状ポリマー原料中の気泡の除去を、ケーシング1内での遠心力による分離のみによって行うのではなく、ケーシング1上部の注入ポリマー原料受け板7の上側に設けられた注入ポリマー圧縮流入空間部8内で遠心力を利用して予め液状ポリマー原料中の気泡を除去したのち、脱泡されたポリマー原料のみを受け板7下側の成形用空間部11内に注入し、さらに成形用空間部11内でも遠心力を作用させながら気泡を除去して、いわば2段階で気泡を除去する。
請求項(抜粋):
上壁(2)中央部に液状ポリマー原料注入口(5)を有しかつ底壁(3)中央部の下面に回転軸(6)が取り付けられるとともに周壁(4)に対して上壁(2)および底壁(3)のうちの少なくとも一方が取り外し自在となされた有底円筒状ケーシング(1)と、ケーシング上壁(2)の内側においてポリマー原料注入口(5)に対向するように配置された注入ポリマー原料受け板(7)と、受け板(7)およびケーシング底壁(3)の中間に配置された円筒状の成形物品用芯体(10)とよりなり、ケーシング(1)の上壁(2)の内面と注入ポリマー原料受け板(7)との間に、中央部のポリマー原料注入口(5)を中心としてこれより周縁に至るほど漸次先細となる断面略楔形のポリマー原料圧縮流入空間部(8)が形成され、受け板(7)周縁の所要部分とケーシング周壁(4)の内面の対応部分との間に、圧縮により脱泡した液状ポリマー原料の流通用間隙(9)が設けられ、受け板(7)の下側において成形物品用芯体(10)の外周面とケーシング周壁(4)の内周面との間に、上記流通用間隙(9)に連なるポリマー成形用空間部(11)が設けられ、成形物品用芯体(10)の周壁(10a)の所要箇所に第1空気抜き孔(12)があけられるとともに、ケーシング底壁(3)の所要箇所に第2空気抜き孔(13)があけられている、ポリマーの遠心成形装置。
IPC (6件):
B29C 41/04
, B29C 41/20
, B29C 41/36
, B29K 75:00
, B29L 23:00
, B29L 29:00
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