特許
J-GLOBAL ID:200903087858913792

インクジェットプリンタのヘッドメンテナンス機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上柳 雅誉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-359921
公開番号(公開出願番号):特開2003-154686
出願日: 2001年11月26日
公開日(公表日): 2003年05月27日
要約:
【要約】【課題】 共通の回転駆動源によりヘッドキャップ、インク吸引ポンプを駆動するヘッドメンテナンス機構を小型でコンパクトに構成すること。【解決手段】 インクジェットプリンタのヘッドメンテナス機構1では、共通駆動源であるステッピングモータ5の回転が減速歯車列19、チューブポンプ駆動用のポンプ歯車16、摩擦クラッチ機構18を介して、ヘッドキャップ2、ワイパ3を駆動する有限回転型の円筒カム11に伝達される。また円筒カム11に形成した間欠歯車25によって円筒カム11は有限回転角度範囲内の所定回転範囲では直接に回転駆動される。円筒カム11に形成したカム溝12にはヘッドキャップ2を密閉状態でキャッピングするインク吸引位置および大気開放状態でキャッピングするインク空吸引位置に移動させるカム溝部分が形成されている。ヘッドキャップ2、ワイパ3およびチューブポンプ4を駆動する動力伝達機構を小型でコンパクトに構成でき、また、円筒カム11の位置検出器も不要である。
請求項(抜粋):
インクジェットヘッドのインクノズル面をキャッピングしたキャッピング位置および当該位置から退避した退避位置を往復移動可能なヘッドキャップと、前記ヘッドキャップからインクを吸引するためのインク吸引ポンプと、前記ヘッドキャップおよび前記インク吸引ポンプを駆動するための共通の回転駆動源と、回転運動を前記ヘッドキャップの往復運動に変換するための円筒カムと、前記回転駆動源から回転駆動力が伝達される前記インク吸引ポンプの駆動力入力要素であるポンプ歯車と、前記ポンプ歯車の回転を前記円筒カムに伝達する摩擦クラッチ機構とを有しており、前記円筒カムは、時計回りの回転停止位置および反時計回りの回転停止位置が予め設定されている有限回転型のものであり、当該円筒カムは、各回転停止位置に至ると前記摩擦クラッチ機構の滑りによって各回転停止位置に停止することを特徴とするインクジェットプリンタのヘッドメンテナンス機構。
IPC (3件):
B41J 2/18 ,  B41J 2/165 ,  B41J 2/185
FI (2件):
B41J 3/04 102 R ,  B41J 3/04 102 N
Fターム (12件):
2C056EA14 ,  2C056EC22 ,  2C056EC23 ,  2C056EC24 ,  2C056EC57 ,  2C056FA10 ,  2C056JA03 ,  2C056JA05 ,  2C056JA16 ,  2C056JA18 ,  2C056JB04 ,  2C056JC08
引用特許:
審査官引用 (4件)
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