RNA修飾蛋白、蛋白合成促進剤、遺伝子治療薬及び癌治療薬

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：恩田博宣 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-105764
公開番号（公開出願番号）：特開2003-289860
出願日： 2002年04月08日
公開日（公表日）： 2003年10月14日
要約：

【要約】【課題】蛋白合成効率を高める方向にmRNA分子の構造を変化させることができるRNA修飾蛋白、蛋白合成効率を容易に高めることができる蛋白合成促進剤、導入遺伝子の翻訳効率を容易に高めることができる遺伝子治療薬、及び癌の治療を容易かつ効果的に行うことができる癌治療薬を提供する。【解決手段】 RNA修飾蛋白は、mRNA分子中の非翻訳領域内(5’UTR、3’UTR)の配列を切出す翻訳構造特異的RNase活性と、高次構造をなすmRNA分子を巻戻し一次構造にて安定化させるRNA巻戻し活性とを有している。蛋白合成促進剤は、RNA修飾蛋白又はその蛋白をコードする遺伝子を含有する。遺伝子治療薬は、導入遺伝子と蛋白合成促進剤とを含有する。癌治療薬は、RNA修飾蛋白若しくはその部分ペプチドに対する抗体、又はその蛋白若しくはその一部をコードする遺伝子に対するアンチセンスヌクレオチドを含有する。

請求項（抜粋）：

mRNAを構造特異的に修飾するRNA修飾蛋白であって、mRNA分子中の非翻訳領域内の配列を切出す翻訳構造特異的RNase活性を有することを特徴とするRNA修飾蛋白。

IPC (8件)：

C12N 9/22 ZNA , A61K 38/00 , A61K 39/395 , A61K 45/00 , A61K 48/00 , A61P 35/00 , A61P 43/00 111 , C12N 15/09

FI (8件)：

C12N 9/22 ZNA , A61K 39/395 E , A61K 45/00 , A61K 48/00 , A61P 35/00 , A61P 43/00 111 , A61K 37/02 , C12N 15/00 A

Fターム (25件)：

4B024AA12 , 4B024BA11 , 4B024CA04 , 4B024DA02 , 4B024EA02 , 4B024GA13 , 4B024HA17 , 4B050CC03 , 4B050DD11 , 4B050LL01 , 4C084AA02 , 4C084AA13 , 4C084AA17 , 4C084BA03 , 4C084CA27 , 4C084DC50 , 4C084NA14 , 4C084ZB262 , 4C084ZC022 , 4C085AA13 , 4C085AA14 , 4C085BB11 , 4C085CC03 , 4C085DD23 , 4C085DD43

引用文献：

審査官引用 (8件)

Nucleic Acids Research
Cancer Research
早期大腸癌

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