特許
J-GLOBAL ID:200903087865074585

ハイブリッド型ステッピングモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-091106
公開番号(公開出願番号):特開平11-289737
出願日: 1998年04月03日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 サイズの小さいハイブリッド型ステッピングモータにあっても、製品間のトルクのばらつきが小さく、かつモータの静止角度精度も向上させる。【解決手段】 a,bおよびcを1以上の整数、mを相数とするとき、2am個の固定子磁極P1,P2,......が等ピッチで配設されたハイブリッド型ステッピングモータM1であり、回転子12の極歯ピッチをτR とすると、一対の回転子鉄心12a,12b間の極歯4,4のずれ角τR /2を、固定子鉄心側で形成させるように、固定子鉄心11a,11bを、回転子12の軸方向中心位置を境に、2個に分割して、その一方は他方に対し回転軸3を中心に固定子磁極ピッチの奇数倍の角度回転された関係にして、前記一対の回転子鉄心12a,12bは外周面にそれぞれZ個の回転子極歯4,4を有し、かつ前記回転子極歯4,4は互いに周方向のずれ角を零にする。ただし、Z=a(bm±c)とする。
請求項(抜粋):
aおよびbを1以上の整数、mを相数とするとき、軸方向に磁化されたリング状永久磁石と、該永久磁石の両端面に当接され固定子対向面に沿って、複数個の回転子極歯が等分に配設された一対の回転子鉄心を有する回転子と、2am個の固定子磁極が放射状に等しい固定子磁極ピッチで配設され、該各固定子磁極の前記回転子極歯との対向面にはそれぞれ複数個の固定子極歯からなる固定子極歯群を形成した固定子鉄心と、前記各固定子磁極に各別に巻回された巻線とを有する固定子とを備えたハイブリッド型ステッピングモータにおいて、前記回転子の極歯ピッチをτR とするとき、相隣合う前記固定子磁極の前記固定子極歯群の各中心線は、前記各固定子磁極の中心線に対し一方が時計回り方向にτR /4ずれるときには、他方は反時計回り方向にτR /4ずれるように配設されるとともに、前記固定子鉄心は、前記回転子の前記永久磁石の軸方向中心位置にほぼ対応する軸方向位置を境に、2個に分割されて、その一方は他方に対し回転軸を中心に固定子磁極ピッチの奇数倍の角度回転された関係にあり、前記一対の回転子鉄心は固定子対向面にそれぞれZ個の回転子極歯を有し、かつ前記回転子極歯は互いに周方向のずれ角が零であることを特徴とするハイブリッド型ステッピングモータ。ただし、Z=a(bm±c)、cはmとの共役数を持たない2mより小さい整数とする
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-254957

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