特許
J-GLOBAL ID:200903087865885486

オリゴペプチド混合物およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 辻 良子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-061298
公開番号(公開出願番号):特開平6-245790
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【構成】 小麦蛋白質をバチルス属細菌由来のアルカリプロテアーゼでpH8.0〜11.0、温度40〜70°Cで加水分解するか、或いは該加水分解後に更に微生物又は植物由来の中性プロテアーゼでpH6.0〜8.0、温度40〜60°Cで加水分解して、重量平均分子量200〜1000;ジ及びトリペプチド含量50重量%以上;遊離アミノ酸含量10重量%以下及びグルタミン含量30重量%以上のオリゴペプチド混合物を得る方法、並びにそれにより得られたオリゴペプチド混合物。【効果】 本発明のオリゴペプチド混合物はジ及びトリペプチド含量が多いため消化管での消化吸収性に優れ消化吸収能の低い高齢者、乳幼児、病人等への蛋白質素材として有用で、グルタミンを多量に含むため侵襲時又は腸管機能障害時のエネルギー源として有用であり且つ加熱加工に対して安定で広範な用途に使用可能であり、本発明の方法による場合はかかる有益なオリゴペプチド混合物を小麦蛋白質から安全に且つ高収率で経済的に生産することができる。
請求項(抜粋):
小麦蛋白質をプロテアーゼで分解して得られるオリゴペプチド混合物であって、下記の?@〜?Cの特性;?@重量平均分子量が200〜1000である;?Aジペプチドおよびトリペプチドの合計含量が50重量%以上である;?B遊離アミノ酸含量が10重量%以下である;?Cグルタミン含量が30重量%以上である;を有していることを特徴とするオリゴペプチド混合物。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-070961

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