特許
J-GLOBAL ID:200903087870184372

真空誘導溶解炉の鋳造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 武夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-084528
公開番号(公開出願番号):特開平8-252650
出願日: 1995年03月17日
公開日(公表日): 1996年10月01日
要約:
【要約】【目的】 希土類磁石合金や水素吸蔵合金などの溶解・鋳造に際して、溶湯を薄い板状に鋳造し且つ急冷し、作業性を改善し、半連続的操業を可能にして品質を向上し製造コストを低減した真空誘導溶解炉の鋳造装置を提供する。【構成】 レール47と係合する複数の車輪46により移動可能な台車45と、台車上に載置され移動方向に長く形成され冷却水通路43aを内蔵する鋳型43と、鋳型の上方に且つ傾動されたルツボ33の注湯口33aの下方に固定され溶湯を均一に鋳型内に供給するタンディッシュ42と、真空槽31の前記の移動方向に中間ドアを介して隣接し、真空槽とは独立して雰囲気調整可能な台車室と、他の一組の鋳型と台車と、油圧シリンダ36によるルツボの傾動角度を自動制御するシーケンサなど制御系とを含んだ構成である。
請求項(抜粋):
真空又は不活性ガス雰囲気にされた真空槽(31)内に配置された誘導加熱コイル(34)により溶解されたルツボ(33)内の希土類磁石合金や水素吸蔵合金などの溶湯が、溶解炉(32)ごと油圧シリンダ(36)の上昇により傾動され、前記ルツボ(33)から鋳型上に鋳込まれる真空誘導溶解炉における鋳造装置において:前記ルツボ(33)の傾動方向に対し直角方向に且つ水平に移動可能で鋳込み開始と同時に移動される台車(45)と、該台車(45)上に載置され前記移動方向に長い長方形の鋳込み面と、この鋳込み面の周縁部から上方に延在する枠(44)とを有し、冷却水通路(43a)を内蔵した鋳型(43)と、該鋳型(43)の真上に、且つ前記油圧シリンダ(36)により傾動された前記ルツボ(33)の注湯口(33a)の下方に固定され、出湯側の幅方向両端が前記鋳型(43)の幅方向両端より僅かに内方に位置され、前記注湯口(33a)側から離れるのに伴って低くされた傾斜面を有するタンディッシュ(42)と、前記台車(45)の移動方向に前記真空槽(31)と中間ドアとを介して隣接し、前記真空槽(31)と独立して、真空又は不活性ガスなどの雰囲気の調整が可能で、且つ前記台車(45)と鋳塊を収容した前記鋳型(43)とを収容する台車室(50)と、前記台車(45)の移動手段として、前記真空槽(31)から前記台車室(50)に向けて敷設された一組のレール(47)と、該レール(47)に係合する前記台車(45)の複数の車輪(46)とを備えたことを特徴とする真空誘導溶解炉の鋳造装置。
IPC (10件):
B22D 9/00 ,  B22D 23/00 ,  B22D 25/02 ,  B22D 25/06 ,  B22D 41/00 ,  B22D 41/01 ,  B22D 41/04 ,  F27B 3/10 ,  F27B 14/04 ,  F27D 11/06
FI (10件):
B22D 9/00 A ,  B22D 23/00 B ,  B22D 25/02 A ,  B22D 25/06 ,  B22D 41/00 Z ,  B22D 41/01 ,  B22D 41/04 ,  F27B 3/10 ,  F27B 14/04 ,  F27D 11/06 A

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