特許
J-GLOBAL ID:200903087871350586

光ファイバフェルールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-289593
公開番号(公開出願番号):特開平6-118274
出願日: 1992年10月02日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】 寸法精度に優れた光ファイバフェルールを効率よく製造する方法を提供する。【構成】 光ファイバを挿通する粗孔2をあけたフェルール素材1の外周の最大外径部位をフラット部を有する非円形状となし、このフェルール素材1を、内面が前記フェルール素材1の最大外径部位と同じ断面形状の筒状体7内に押入れて、筒状体7の回転を、筒状体7の内面とフェルール素材1外面との当接によりフェルール素材1に伝達して、固定材の使用を不要となす。前記フェルール素材1の先後端部に夫々形成した凸凹部を順次嵌入して複数のフェルール素材を拘束して粗孔2を直線状に保持し、内面の研磨精度を上げる。前記内面研磨後のフェルール素材を軸回転自在に支持し、このフェルール素材の非円形状最大外径部位の所定位置に、回転体に取付けたアームの一端を密接させて回転を伝達して、研削加工の段取りを簡略化する。
請求項(抜粋):
光ファイバを挿通する粗孔をあけたフェルール素材の外周の最大外径部位をフラット部を有する非円形状に形成し、且つ前記フェルール素材の先後端部をそれぞれ凸凹状に形成し、このフェルール素材の複数本を、内面の断面形状がフェルール素材の最大外径部位の断面形状と同じ形状の筒状体内に、前方のフェルール素材の後端凹部に後方のフェルール素材の先端凸部を嵌入させて順次押入れ、次いで前記筒状体を回転させつつ、前記筒状体内の複数のフェルール素材の粗孔に研磨剤を塗布したワイヤーを走行させて前記粗孔内面を研磨し、次いで、前記フェルール素材を軸回転が自在な状態に支持し、この軸回転自在に支持したフェルール素材の非円形状部位の所定位置に回転体に取り付けたアームの一端を密接させてフェルール素材を回転させて外周を研削加工することを特徴とする光ファイバフェルールの製造方法。

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