特許
J-GLOBAL ID:200903087887894365
R-Fe-B系磁石合金用鋳片及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-097726
公開番号(公開出願番号):特開平8-269643
出願日: 1995年03月29日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 R-Fe-B系磁石合金溶湯を急冷ロールにて鋳造した磁石合金用鋳片における問題点を解消するため、配向度の低下及び磁石化の際の粉砕時の微粉化、粉末の酸化を防止でき、磁気特性の優れたR-Fe-B系磁石合金鋳片が得られるように鋳片組織と磁気特性の関係を明確にしたR-Fe-B系磁石合金鋳片とその製造方法の提供。【構成】 R-Fe-B系合金溶湯を真空溶解炉にて溶解した後、タンディシュ先端部のノズルより急冷ロールに注湯し、溶湯を急冷ロールにて特定の冷却速度にて1次冷却後、ロールより離脱した鋳片を固相線温度以下に特定の冷却速度にて2次冷却することにより、特定寸法の短軸結晶粒径を有するR2Fe14B型樹枝状結晶あるいは柱状結晶と特定のRリッチ相とが微細に分散した均質組織からなる特定厚の急冷鋳片を得るもので、配向度の低下及び磁石化の際の粉砕時の微粉化、粉末の酸化を防止でき、磁気特性の優れたR-Fe-B系磁石合金鋳片が得られる。
請求項(抜粋):
R10〜25at%、B2〜15at%、Fe60〜88at%を主成分とし、短軸結晶粒径が1.0μm未満の微細結晶を10%以下含有する平均短軸結晶粒径3μm〜15μmのR2Fe14B型樹枝状あるいは柱状結晶と、5μm以下のR-リッチ相とが、微細に分散した均質組織からなり、鋳片厚みが0.01mm〜1.0mmからなることを特徴とするR-Fe-B系磁石合金用鋳片。
IPC (5件):
C22C 38/00 303
, B22D 11/00
, B22D 11/06 360
, B22D 11/124
, B22D 11/22
FI (5件):
C22C 38/00 303 D
, B22D 11/00 A
, B22D 11/06 360 B
, B22D 11/124 L
, B22D 11/22 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
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永久磁石
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-107095
出願人:三徳金属工業株式会社
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