特許
J-GLOBAL ID:200903087896636590

グラス被膜が均一で優れ、磁気特性の極めて良好な方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-309163
公開番号(公開出願番号):特開平8-165525
出願日: 1994年12月13日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 磁気特性、被膜特性ともに良好な方向性電磁鋼板を得る。【構成】 比表面積が20m2 /g以上、S量が0.05〜1.2%のMgOに、H,Li,Sr,Ti,Nb,Ta,Cr,Mo,W,Pb,Bi,Bの中から選ばれる塩素化合物を添加して、焼鈍分離剤中のCl量を0.01〜0.06%になるように調整した焼鈍分離剤を(4〜48)×10-4g/m2 塗布する。仕上げ焼鈍800°Cまでの雰囲気ガスのP H2 O /P H2 は0.25以下とすることが望ましい。
請求項(抜粋):
Si2.5〜4.0重量%含有する方向性電磁鋼板素材を公知の方法で処理し、最終板厚の冷延板とし、脱炭焼鈍してSiO2 主成分の酸化被膜を形成し、焼鈍分離剤を塗布し、最終仕上げ焼鈍を行った後、絶縁被膜剤を塗布してヒートフラットニングを行うことからなる方向性電磁鋼板の製造方法において、前記焼鈍分離剤の塗布工程で、比表面積が20m2 /g以上、S量が0.05〜1.2%のMgOに製造過程及び/又は焼鈍分離剤のスラリー調整段階でH,Li,Sr,Ti,Nb,Ta,Cr,Mo,W,Pb,Bi,Bの中から選ばれる塩素化合物を添加して焼鈍分離剤中のClを0.01〜0.06%になるように調整した焼鈍分離剤を、鋼板1m2 当たりの塩素化合物量がClとして(4〜48)×10-4g/m2 の範囲になるように塗布することを特徴とするグラス被膜が均一で優れ、磁気特性の極めて良好な方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (2件):
C21D 9/46 501 ,  C23C 22/00

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