特許
J-GLOBAL ID:200903087899093937

連続焼鈍による耐時効性に優れた缶用薄鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-084903
公開番号(公開出願番号):特開平8-253820
出願日: 1995年03月16日
公開日(公表日): 1996年10月01日
要約:
【要約】【目的】 軟質缶用薄鋼板を連続焼鈍法で製造する。【構成】 C:0.002〜0.05%と、Si:0.06%以下と、Mn:0.05〜0.8%と、P:0.015%以下と、S:0.015%以下と、Al:0.01〜0.10%と、N:0.006%以下と、Cr:0.02〜0.5%,Mo:0.005〜0.3%及びW:0.005〜0.3%の1種又は2種以上を含み、更に必要に応じB:0.0003〜0.003%を含む鋼スラブに熱間圧延,酸洗及び冷間圧延を施し、次いで焼鈍温度650〜800°Cで連続焼鈍した後、調質圧延する。冷間圧延時の圧延率を80〜95%,連続焼鈍時の焼鈍温度を650〜800°C,調質圧延時の圧延率を0.3〜10%にすることが好ましい。【効果】 調質度がT-4以下で、箱焼鈍法で製造した缶用鋼板と同等の耐時効性を呈し、イヤリング性に優れた軟質缶用薄鋼板が得られる。
請求項(抜粋):
C:0.002〜0.05重量%と、Si:0.06重量%以下と、Mn:0.05〜0.8重量%と、P:0.015重量%以下と、S:0.015重量%以下と、Al:0.01〜0.10重量%と、N:0.006重量%以下と、Cr:0.02〜0.5重量%,Mo:0.005〜0.3重量%及びW:0.005〜0.3重量%の1種又は2種以上を含み、残部がFe及び不純物よりなる鋼スラブに熱間圧延,酸洗及び冷間圧延を施し、次いで焼鈍温度650〜800°Cで連続焼鈍した後、調質圧延することを特徴とする耐時効性に優れた軟質缶用薄鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/22 ,  C22C 38/32
FI (5件):
C21D 9/48 H ,  C21D 8/04 A ,  C22C 38/00 301 T ,  C22C 38/22 ,  C22C 38/32

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