特許
J-GLOBAL ID:200903087900039410

選択的な器官の低体温処理方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-528218
公開番号(公開出願番号):特表2002-500915
出願日: 1999年01月21日
公開日(公表日): 2002年01月15日
要約:
【要約】本発明は、選択した肉体器官を包囲する諸器官または他の組織に相当な影響を及ぼさずに、選択した肉体器官の低体温処理を実施する方法および装置である。可撓性カテーテルを患者の血管系に挿入して、給送動脈中でカテーテルの遠位先端を、選択した器官に配置する。圧縮した冷却剤はカテーテルを通して、カテーテルの遠位先端付近の拡張作動要素圧送されるが、この場合、冷却剤は気化し、かつ、膨脹して、カテーテルの遠位先端の可撓性熱伝達素子を冷却する。熱伝達素子は、動脈を通って流動する血液を温度降下させて、カテーテルの先端の遠位方向に位置する選択した器官を温度降下させる。
請求項(抜粋):
選択的な器官の低体温処理のための装置であって、 コンプレッサと、 可撓性で細長いカテーテルとを備え、該カテーテルは可撓性管状カテーテル本体を有しており、 前記カテーテル本体内の可撓性の管状冷却剤供給導管を備え、該冷却剤供給導管の近位端は前記コンプレッサの出口と流体流れ連通状態で接続されており、 前記カテーテル本体内の冷却剤帰還路を備え、前記冷却剤帰還路の近位端は前記コンプレッサの入り口と流体流れ連通状態で接続されており、 前記カテーテル本体の遠位端に隣接する拡張作動要素を備え、前記拡張作動要素は前記冷却剤供給導管の遠位端に入り口を有しており、 前記カテーテル本体の前記遠位端に取り付けられた可撓性熱伝達素子と、 前記熱伝達素子内の冷却剤チャンバーとを備え、前記冷却剤チャンバは前記拡張作動要素の出口と流体流れ連通状態で接続されており、前記冷却剤チャンバは前記カテーテル本体内の前記冷却剤帰還路の遠位端と流体流れ連通状態で接続されている、ことを特徴とする装置。
IPC (3件):
A61F 7/12 ,  A61B 17/00 320 ,  A61B 18/02
FI (3件):
A61F 7/12 Z ,  A61B 17/00 320 ,  A61B 17/36 310
Fターム (12件):
4C060DD03 ,  4C060DD38 ,  4C060MM25 ,  4C099AA02 ,  4C099CA03 ,  4C099GA30 ,  4C099HA07 ,  4C099LA21 ,  4C099LA30 ,  4C099PA03 ,  4C099PA04 ,  4C099PA08
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 加温カテーテル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-354848   出願人:佐伯敏雄

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