特許
J-GLOBAL ID:200903087902562366

凝集剤注入制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-275444
公開番号(公開出願番号):特開2000-102703
出願日: 1998年09月29日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】【課題】 水処理工程において正確にフロックの沈降状態及び処理水の透明性を自動測定し、凝集剤及び凝集助剤の個別制御を行うことで、フロックの形成を良好に行うことのできる装置を得る。【解決手段】 検水交換手段4により沈降セル部1にフロックを粉砕させて検水を導入し、画像撮影手段7により沈降セル部1にて沈降するフロック及び背景板の画像を一定時間間隔毎に撮影し、画像処理手段9でフロックの沈降時間と処理水の透明度を求める。凝集剤注入量制御手段10では、混和槽に流れ込む原水流量を検出する流量検出器11の検出値および前記画像処理手段9により得られた沈降時間および透明度から、目標とする沈降時間および透明度となるように凝集剤および凝集助剤の注入量を個別に制御する。また、ワイパ6により沈降セル部の洗浄を行う洗浄手段5を備えることで、安定した計測及び制御を実現する。
請求項(抜粋):
フロックを粉砕させて新たな検水を導入する検水交換手段と、重力沈降によりフロックを再形成させて沈降させる沈降セル部と、検水中のフロックを照明する照明手段と、沈降セル部にて沈降するフロック及び背景板の画像を撮影する画像撮影手段と、画像撮影手段によって撮影された一定時間間隔毎の画像からフロック面積-時間分布を作成してフロックの沈降時間を求めるとともに、一定時間経過後の背景板輝度から処理水の透明度を求める画像処理手段と、混和槽に流れ込む原水流量を検出する流量検出器の検出値および前記画像処理手段により得られた沈降時間および透明度から、目標とする沈降時間および透明度となるように凝集剤および凝集助剤の注入量を個別に制御する凝集剤注入量制御手段と、沈降セル部の洗浄を行う洗浄手段とを有することを特徴とする凝集剤注入制御装置。
IPC (2件):
B01D 21/30 ,  C02F 1/52
FI (2件):
B01D 21/30 A ,  C02F 1/52 Z
Fターム (5件):
4D062BA21 ,  4D062BA28 ,  4D062BB08 ,  4D062EA03 ,  4D062EA32

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