特許
J-GLOBAL ID:200903087904883127
安全針注射器
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-086253
公開番号(公開出願番号):特開平6-007448
出願日: 1993年04月13日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 針を交換可能で且つ針を注射器外筒内に引き込む構造を備えた簡易で単純、しかも信頼性が高く、容易に製造可能な安全針注射器の提供。【構成】 安全針注射器20は、一つのチャンバを形成する外筒21を備えている。可動の針キャリア28が外筒の末端27にて該外筒の内面22と流体密な係合状態に配置される。針キャリア28は、末端27と、基端25と、チャンバと流体連通して貫通する通路32と、を備えている。針カニューレ37が針キャリアの末端から外方に突出する。該針カニューレは、通路32に流体連通する内腔を備えている。プランジャ組立体47が外筒の内面と流体密の係合状態に摺動可能に配置される。プランジャの末端が針キャリアに係合する。第一の係止位置にある間に、針キャリアが外筒に対して動くのを阻止する一方、第二の非係止位置にある間に、プランジャに付与される力を介して針キャリアが基端方向にチャンバ内まで動くことを許容する制御構造が設けられている。
請求項(抜粋):
安全針注射器組立体にして、チャンバを形成する内面と、開放基端と、末端と、を有する細長い外筒と、前記外筒の末端にて当該外筒の内面と流体密の係合状態に配置された可動の針キャリアであって、末端と、基端と、前記チャンバと流体連通状態の貫通通路と、を有する針キャリアと、前記針キャリアの前記末端から外方に突出する針カニューレであって、末端と、前記通路と流体連通状態の貫通内腔と、を有する針カニユーレと、前記外筒の前記内面と流体密な係合状態で摺動可能に配置されたプランジャ手段であって、末端と、前記外筒の前記開放端部から外方向に伸長する基端と、を有するプランジャ手段と、前記プランジャ手段の前記末端が前記針キャリアに係合し、前記プランジャ手段の前記基端に付与される末端方向及び基端方向への力を前記針キャリアに伝達することを許容する係合手段と、制御手段であって、該制御手段が、注射器の通常の使用時、第一の係止位置にある間に、前記針キャリアが前記外筒に対して動くのを阻止する一方、該制御手段が第二の非係止位置にある間に、プランジャに付与される力を介して針キャリアが基端方向に前記チャンバ内まで動くことを許容する制御手段と、を備え、前記針キャリアが第一の係止位置と第二の非係止位置との間を移動して前記カニューレを前記外筒に引き込む動作は、前記プランジャ手段の末端が前記針キャリアに係合している間に前記プランジャ手段が前記外筒に対してなされる少なくとも2つの動作により行われ、第一の動作は、前記針キャリアを前記外筒に対し末端方向に付勢することであり、第二の動作は、その後、前記カニューレの末端が前記外筒の末端を越えて伸長しないように前記針キャリアを基端方向に向けて前記外筒内に十分深く動かすことである、安全針注射器。
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