特許
J-GLOBAL ID:200903087910609835

掘進機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中川 周吉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-176037
公開番号(公開出願番号):特開平5-340188
出願日: 1992年06月11日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】岩盤から巨礫層,粘性土に至る全ての土質に対応出来、特に従来困難であった粘性土に於いて効果を発揮出来る掘進機を提供する。【構成】ヘッド本体1に設けた隔壁7にケーシング部材11を固着し、軸方向に摺動可能なスリーブ12を収容する。スリーブ12に前端が同一軸心で且つ所定位置に偏心部を設けたクランク軸18を取り付け、該クランク軸18の前端にローラービット23を取り付けたカッターディスク3を固着し、偏心部にコーンローター20を回転可能に取り付ける。ローラービット23の回転は一般的に高速回転であり、カッターディスク3を一般の掘進機のカッターと比較して5倍〜10倍程度早く回転させるため、該クランク軸にコーンローターを設けることで破砕効果が良く、また粘性土の押し出し効果も良い。
請求項(抜粋):
所定位置に設けた隔壁によって削土室と機内室とに分割され且つ削土室の内周面を後方から前方に向かって径を拡大させて形成した本体と、前記隔壁を貫通して削土室から機内室にわたって配設されると共に前記隔壁に設けた軸受によって片持梁状に支持され且つ前端と前記隔壁に対応する部分を同一軸心上に配置すると共に前記本体の削土室と対応する部分に偏心部を形成したクランク軸と、前記クランク軸の前端に固着され且つローラービットを回転可能に装着すると共に掘削された土砂及び礫を削土室に取り込む取込み穴を有するカッターディスクと、前記クランク軸の偏心部に回転可能に取り付けられ且つ外周面を後方から前方に向かって径を縮小させて形成したコーンローターと、前記本体の機内室に配置され前記クランク軸を駆動する駆動部材と、前記削土室に取り込まれ破砕された掘削土砂を泥水と混合させて排出する排出手段とを有することを特徴とした掘進機。
IPC (2件):
E21D 9/08 ,  E21D 9/12

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