特許
J-GLOBAL ID:200903087911379019

難燃性ポリエステルの製法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-245118
公開番号(公開出願番号):特開平5-065339
出願日: 1991年08月29日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】 重縮合工程中蒸散することなく、添加量に対するポリエステル中のリン含量の高い難燃性ポリエステルの製法を得ること。【構成】 ジメチルテレフタレートとエチレングリコールとの重縮合により生成するポリエステルの極限粘度が0.3以上となった時点で、2-カルボキシエチル(フェニル)ホスフィン酸、そのメチルエステル、それらとエチレンオキサイドとの反応物等の反応性難燃剤を加え、更に重縮合反応を行う難燃性ポリエステルの製法。
請求項(抜粋):
ジカルボン酸類(A)とジオール類(B)との重縮合反応により生成するポリエステルの極限粘度(フェノールと四塩化エタンの等重量混合物を溶媒として、温度20°Cにて測定)が0.3以上となった時点で、下記ホスフィン酸(C1)、ホスフィン酸誘導体(C2)、ホスフィン酸誘導体(C3)およびホスフィン酸(C4)から選ばれる反応性難燃剤1種以上を加え、さらに重縮合化反応を行い、リン原子を0.3〜2.5重量%含有する難燃性ポリエステルを得ることを特徴とする製法。ホスフィン酸(C1):一般式[式中、R1はエチレン基または1,2-プロピレン基、R2はフェニル基またはアルキル置換フェニル基、R3は水素または炭素数1〜4のアルキル基を表わす]で示されるホスフィン酸。ホスフィン酸誘導体(C2):一般式[式中、R1、R2およびR3は一般式(1)と同様であり、R4はエチレン基および/または1,2-プロピレン基、nは1〜4の整数を表す]で示されるホスフィン酸誘導体。ホスフィン酸誘導体(C3):一般式[式中、R1、R2、R4およびnは一般式(2)と同様であり、R5は炭素数2〜4のアルキレン基を表す]で示されるホスフィン酸誘導体。ホスフィン酸(C4):一般式[式中、R1、およびR2は一般式(1)と同様であり、R5は一般式(5)と同様である]で示されるホスフィン酸。
IPC (4件):
C08G 63/78 NMR ,  C07F 9/32 ,  C08G 63/692 NNM ,  C09K 21/14

前のページに戻る