特許
J-GLOBAL ID:200903087911656128

タッピンねじ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-064558
公開番号(公開出願番号):特開平11-247817
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】低トルクで且つワークへの喰い付きのよいタッピンねじの提供。【解決手段】頭部2の外形形状を多角形形状とするとともに下部に円錐テーパ形状の座部5を形成し、頭部2に連続する脚部10の頭部側が断面円形形状で脚部10の先端に達するにしたがって断面が三角形状となり、しかも、脚部10の先端は頂点13の円弧の曲率半径が極めて少なく、脚部10の先端の頂点13が形成する回転軌跡円はワーク20の下穴径より僅か小径に形成されたタッピンねじであるので、精度の高いねじ締めトルクが要求されても、ねじ締め初期トルクをできるだけ低く設定でき、最終的なねじ締めトルクのばらつきが減少するとともに精度の高い締め付けトルクが得られる。また、脚部先端の三角形状の頂点が比較的小さい曲率半径で形成してあるので、ワークに対してねじを締め付けた時に急激な抵抗が加わらない。更に、ワークの下穴に対してねじの傾斜が減少する。
請求項(抜粋):
ドライバビットに係合可能な係合溝4を有する頭部2とこの頭部2と一体で周面にねじ山11を形成した脚部10とからなるねじ1において、前記頭部2の外形形状を多角形形状とするとともに下部に末広がりの円錐テーパ形状の座部5を形成し、頭部2に連続する脚部10の頭部側が断面円形形状で脚部10の先端に達するにしたがって断面が三角形状となっており、しかも、脚部10の先端形状はこの三角形状の頂点13の円弧の曲率半径が極めて少なく、この脚部先端の三角形状の頂点13が形成する回転軌跡円はワーク20に形成されている下穴径より僅か小径に形成されていることを特徴とするタッピンねじ。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭51-087654
  • 特開平3-168408
  • 特開昭60-072631

前のページに戻る