特許
J-GLOBAL ID:200903087912697430

流体用タンク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 静富 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-285941
公開番号(公開出願番号):特開平6-135490
出願日: 1992年10月23日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】槽体内の収容物が危険物であってもその流体面を隔壁容体により密封されて漏溢することなく安全に収容することができる流体用タンクを提供する。【構成】所定深さに形成した槽体1の流体b面上に、この流体面に密着する隔壁容体2を設け、この外周に前記槽体1内壁に当接し、槽体1内の流体bの封密を保持するシール部材3を設け、前記隔壁容体2内には前記流体面を加圧する消火剤等の加圧部材4を設けると共に、前記槽体1の底部に内部の流体bを送り出す給排管5を設ける。【効果】槽体内の流体上面に隔壁容体を密着的に設けることにより、流体上面に空気が接触することも、また、揮発性の流体の気化もなくなるため、品質を低下させることなく安全に収容・備蓄することができ、槽体内に設けた加圧部材に消火剤が常時内設されているので、非常時の消火や薬品中和等の処理が瞬時に対応できて、災害の類延を可及的に防止することができると共に、その防災設備も小規模のものとなり維持管理も容易となって大幅なコストダウンとなる。
請求項(抜粋):
所定深さに形成して流体を収納し得る槽体と、該槽体の流体面上に設けてこの流体面に密着する隔壁容体と、この隔壁容体の外周部に設けて前記槽体内壁に当接し、槽体内の流体の封密を保持するシール部材と、前記隔壁容体内に設けて前記流体面を加圧する加圧部材と、前記槽体の底部に設けて内部の流体を送り出す給排管とを備えさせたことを特徴とする流体用タンク。

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