特許
J-GLOBAL ID:200903087914304710

差動型渦流距離計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-149987
公開番号(公開出願番号):特開2000-337809
出願日: 1999年05月28日
公開日(公表日): 2000年12月08日
要約:
【要約】【課題】 差動型渦流距離計において測定子構造を複雑化することなく、また測定電子回路に付加的温度補正部を設けることなく温度ドリフトの低減を図る。【解決手段】 二次コイルの直流電気抵抗値の温度変化を近似的に零とするため、電気抵抗の温度変化係数が実質的に零であり、かつ、数百度までの耐熱性のある、実質的組成が銅-(43±2)%ニッケルの合金線(コンスタンタン線)、または、実質的組成がパラジウム-(40±2)%銀の合金線で二次コイルを製作する。また、支持筐体やアームによる渦電流磁界の上側二次コイルへの影響を小さくするため、?@支持筐体やアームを電気的絶縁体で作る、?A支持筐体やアームの材質を電気抵抗値の温度変化の小さなものにする、?B支持筐体をできるだけ小さくし、かつ上側二次コイルから離す、の方策のうち、一つもしくは一つ以上を採用する。さらに、上記合金線による製作と、上記方策を併用する。
請求項(抜粋):
一次コイルと、該一次コイルの上下に、同軸に設けた一対の二次コイルからなる測定子を備え、一次コイルにより生じる交流磁界と該交流磁界により被測定体に流れる渦電流により生じる磁界の総和の変化を、該一対の二次コイルのそれぞれに生じる誘導電圧の差として検出することにより、該測定子と該被測定体との距離を測定する差動型渦流距離計において、該一対の二次コイルの巻き線が、実質的組成:銅-(43±2)%ニッケルの合金線(コンスタンタン線)、または、実質的組成:パラジウム-(40±2)%銀の合金線であることを特徴とする差動型渦流距離計。
IPC (3件):
G01B 7/00 ,  B22D 11/16 104 ,  B22D 11/18
FI (3件):
G01B 7/00 E ,  B22D 11/16 104 L ,  B22D 11/18 A
Fターム (22件):
2F063AA02 ,  2F063AA14 ,  2F063AA50 ,  2F063BB02 ,  2F063BB03 ,  2F063CB01 ,  2F063CC09 ,  2F063DA01 ,  2F063DD04 ,  2F063GA08 ,  2F063GA29 ,  2F063GA30 ,  2F063GA33 ,  2F063GA79 ,  2F063GA80 ,  2F063LA11 ,  2F063LA23 ,  2F063PA01 ,  4E004MB01 ,  4E004MB15 ,  4E004MB17 ,  4E004PA04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-204847
  • 特開昭55-082013
  • 特公昭62-030562

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