特許
J-GLOBAL ID:200903087920030851

動画像符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-286854
公開番号(公開出願番号):特開平5-130592
出願日: 1991年10月31日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】予測信号を損なうことなく予測信号に含まれる量子化雑音を効果的に抑圧して、予測効率と符号化効率を向上させた動画像符号化装置を提供する。【構成】予測信号中の量子化雑音を除去するために可変特性フィルタ212を用い、ステップサイズメモリ215から各ブロックの量子化時のステップサイズ情報を読み出し、これと動きベクトル検出回路213により指示された予測ブロック位置について電力スペクトル推定回路217で推定された予測信号の電力スペクトルの周波数特性とに基づいて、フィルタ212の特性を局部復号信号が得られた時の量子化ステップサイズが大きくなるほど通過域が狭帯域となり、かつ予測信号の電力スペクトルが所定値以上の予測信号成分を通すように制御する。
請求項(抜粋):
入力動画像信号とこれに対する予測信号の差分をとって予測誤差信号を生成する予測誤差信号生成手段と、この手段により生成された予測誤差信号を符号化する符号化手段と、この手段により符号化された信号を所定の量子化ステップサイズで量子化する量子化手段と、この手段により量子化された信号を復号化および逆量子化して局部復号信号を得る局部復号手段と、この手段により得られた局部復号信号から入力動画像信号を予測して予測信号を生成する予測手段と、この手段により得られた予測信号を前記量子化手段で発生する量子化雑音を除去するためのフィルタ処理を施して前記予測誤差信号生成手段へ供給する特性可変のフィルタ手段と、このフィルタ手段の特性を前記局部復号信号が得られた時の前記量子化手段での量子化ステップサイズに応じて、該量子化ステップサイズが大きくなるほど通過域が狭帯域となるように制御する手段とを具備することを特徴とする動画像符号化装置。
IPC (2件):
H04N 7/137 ,  H04N 7/14

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