特許

J-GLOBAL ID：200903087920942621

粘性体壁ダンパーを利用した免震構造

発明者： 三宅 拓 ,  藤村 勝 ,  岩田 昌之 ,  木林 長仁 ,  速水 浩 ,  矢野 忠弘
出願人/特許権者： 株式会社竹中工務店
代理人 (1件)： 山名 正彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-239240
公開番号（公開出願番号）：特開2001-065191
出願日： 1999年08月26日
公開日（公表日）： 2001年03月13日
要約：

【要約】【課題】 免震層に、平版型の粘性体容器と、その粘性体中に浸漬された粘性抵抗板とから成る粘性体壁ダンパーを設置した免震構造を提供する。【解決手段】 粘性抵抗板の上辺の被吊り用金具に面外方向の吊り用孔を設け、水平部を有する吊り具を前記吊り用孔へ通し、その両端を吊り側金具に固定した上部ファスナーを複数配置して粘性抵抗板が上階の構造物に取付られている。粘性体容器の下辺の被支持用金具の下端を受け金具の上面に当接させ、被支持用金具に面外方向の支持用孔を設け、水平部を有する押さえ具を前記支持用孔へ通し、その両端を受け金具へ固定した下部ファスナーを複数配置して粘性体容器が下階の構造物に取付られている。

請求項（抜粋）：

上下階の構造物から成る免震層に、粘性体を収容した平版型の粘性体容器と、同容器内の粘性体中に浸漬された粘性抵抗板とから成る粘性体壁ダンパーを設置して構成される免震構造において、前記粘性抵抗板の上辺に取付けた被吊り用金具に面外方向の吊り用孔が設けられ、水平部を有する吊り具が前記吊り用孔へ通され、同吊り具の両端を吊り側金具に固定して成る上部ファスナーを複数個一列状に配置して粘性抵抗板が上階の構造物に取付られていること、粘性体容器の下辺に取付けた被支持用金具の下端が受け金具の上面に当接され、前記被支持用金具に面外方向の支持用孔が設けられ、水平部を有する押さえ具が前記支持用孔へ通され、同押さえ具の両端を受け金具へ固定して成る下部ファスナーを複数個一列状に配置して粘性体容器が下階の構造物に取付られていることを特徴とする、粘性体壁ダンパーを利用した免震構造。

IPC (2件)：

E04H 9/02 321 ,  E04B 2/56 643

FI (2件)：

E04H 9/02 321 C ,  E04B 2/56 643 A

Fターム (11件)：

2E002EA02 ,  2E002EA08 ,  2E002EB13 ,  2E002FB11 ,  2E002GA04 ,  2E002GA14 ,  2E002GA16 ,  2E002MA07 ,  2E002MA11 ,  2E002MA12 ,  2E002MA13