特許
J-GLOBAL ID:200903087922207317

エンジン排熱利用吸収式冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-256860
公開番号(公開出願番号):特開平8-121900
出願日: 1994年10月21日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】 単効用、2重効用併用型の吸収式冷凍サイクル4の冷凍負荷の変化に応じた細やかな冷凍能力の制御を行うようにする。【構成】 高温再生器21の加熱源としてエンジン2の排気排熱を利用し、低温再生器22の加熱源としてエンジン2の温水排熱と高温再生器21で発生する蒸気冷媒の凝縮熱を利用した単効用、2重効用併用型の吸収式冷凍サイクル4に、高温再生器21で発生した蒸気冷媒をコイルチューブ35を経て冷媒凝縮器23へ導く冷媒流路31と、高温再生器21で発生した蒸気冷媒を直接冷媒凝縮器23へ導く冷媒流路32と、この冷媒流路32の開度を調節する冷媒流量調整弁34を設けた。そして、その冷媒流量調整弁34の開度を冷媒蒸発器24で冷媒と熱交換される冷水の温度に基づいて制御するようにして、冷凍負荷に応じて低温再生器22の冷媒発生量を変化させるようにした。
請求項(抜粋):
(a)内部の吸収溶液とエンジンの排気排熱とを熱交換させて吸収溶液を加熱して吸収溶液より冷媒を発生させる高温側の再生器、内部の吸収溶液とエンジンの温水排熱とを熱交換させて吸収溶液を加熱して吸収溶液より冷媒を発生させる低温側の再生器、前記高温側の再生器および前記低温側の再生器より流入した冷媒を冷却して凝縮液化させる冷媒凝縮器、前記高温側の再生器で発生した高温側の冷媒と前記低温側の再生器内の吸収溶液とを熱交換させて吸収溶液を加熱する溶液加熱手段、前記高温側の再生器で発生した冷媒を、前記溶液加熱手段を経て前記冷媒凝縮器へ導入する第1冷媒流路、前記高温側の再生器で発生した冷媒を、直接前記冷媒凝縮器へ導入する第2冷媒流路、および前記第1冷媒流路内の冷媒流量と前記第2冷媒流路内の冷媒流量とを調節する流量調節手段を有する吸収式冷凍サイクルと、(b)この吸収式冷凍サイクルの空調負荷を検出する空調負荷検出手段を有し、この空調負荷検出手段で検出された前記吸収式冷凍サイクルの空調負荷の変化に対応して、前記第1冷媒流路内の冷媒流量に対して前記第2冷媒流路内の冷媒流量を増減させるように前記流量調節手段を制御する制御手段とを備えたエンジン排熱利用吸収式冷凍機。
IPC (2件):
F25B 27/02 ,  F25B 15/00 303

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