特許
J-GLOBAL ID:200903087922586822

無線パケット通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-227688
公開番号(公開出願番号):特開2001-053745
出願日: 1999年08月11日
公開日(公表日): 2001年02月23日
要約:
【要約】【課題】 無線パケット通信システムにおいて、あるゾーンで優先データを送信する際に、同一周波数を使用する周辺ゾーンからの干渉を回避することを目的とする。【解決手段】 優先データを送信しようとする無線局は、そのための周波数資源の割り当てを受け、優先データを送信するためのタイミングを表すモジュロカウンタの値とフレーム長を割り当てられる。前記無線局は、アクセスポイント(AP)から指定されたタイミングで指定された長さのデータを送信するとき、送信の直前に物理的キャリアセンスを行う手段を有し、キャリアセンスの結果チャネルがアイドルの時に限り優先データの送信を行う。
請求項(抜粋):
データ中継機能を有する無線局であるアクセスポイント(AP)と移動無線局であるステーション(STA)とを有し、前記アクセスポイント(AP)並びに前記ステーション(STA)はCSMA/CAプロトコルによるチャネルアクセス手段、並びに、タイマ、時間を0からM-1(Mは自然数)で巡回するカウンタでモジュロ管理するための時間カウンタ、受信信号電力からチャネルの使用/未使用を判断する物理的キャリアセンス手段、受信したフレームのヘッダ内部の情報より当該フレームが送信されている間チャネルヘのアクセスを禁止する仮想的キャリアセンス手段を有し、前記アクセスポイント(AP)はビーコン生成処理手段により定期的に報知信号であるビーコンを送信し、前記ステーション(STA)は前記アクセスポイント(AP)が送信するビーコンを受信することにより、時刻同期、並びに、チャネル構成の把握を行い、各無線局はデータ送信時にCSMA/CAプロトコルに従った衝突回避を行う無線パケット通信システムにおいて、(a)前記アクセスポイント(AP)並びに前記ステーション(STA)は、上位層プロトコルから通信に必要な周波数資源の確保を要求された場合に、前記アクセスポイント(AP)内の資源管理プロセスに対して、前記上位層プロトコルから指示された所要周波数資源の予約を行う手段を有し、(b)周波数資源の予約を要求された前記アクセスポイント(AP)は、要求された資源の割り当てが可能である場合には、当該無線局が送信を行うタイミングを意味する時間カウンタ値、データ長、並びに、送信周期を決定して要求を行った無線局に対して通知を行い、また、周波数資源の割り当てが不可能である場合には、割り当てを拒否する旨を前記無線局に対して通知する手段を有し、前記アクセスポイント(AP)は前記無線局に対して周波数資源を割り当てた場合には、報知信号により前記無線局に割り当てた送信タイミング、フレーム長などの情報をセル内のステーション(STA)に通知する手段を有し、(c)前記報知信号により他局の優先データの送信タイミングを通知された無線局は当該タイミングにおいて仮想的キャリアセンス手段によりNAV(Network Allocation Vector)を設定する、すなわち、実際のチャネルの使用状況に関わらず、チャネルが使用中であるとみなすことで、当該タイミングにおける自局の送信を禁止する手段を有し、(d)前記アクセスポイント(AP)により優先データを送信するための周波数資源を割り当てられた無線局は、前記優先データの送信直前に物理的キャリアセンス、すなわち、受信信号電力からチャネルが使用中であるか否かを判定し、チャネルが未使用であると判定された場合には優先データの送信を行い、また、チャネルが使用中であると判定された場合には、優先データの送信を延期する手段を有することを特徴とする無線パケット通信システム。
Fターム (11件):
5K033AA07 ,  5K033CA08 ,  5K033CB01 ,  5K033CB06 ,  5K033CB17 ,  5K033CC01 ,  5K033DA01 ,  5K033DA19 ,  5K033DB09 ,  5K033DB16 ,  5K033EA02

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