特許
J-GLOBAL ID:200903087935956661

積層コンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小柴 雅昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-201924
公開番号(公開出願番号):特開平9-050935
出願日: 1995年08月08日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 積層コンデンサにおいて、気中での表面リークによるフラッシオーバーの開始電圧をより高くし、中高圧用として適したものとする。【解決手段】 最外層の内部電極23a,24aの長手方向寸法を他の内部電極23,24より短くすることによって、最外層の内部電極23a,24aと逆電位の外部電極との距離を長くし、コンデンサ本体25の上下面での電界強度を抑えるとともに、他の内部電極23,24の幅方向ギャップに関して、外部電極に電気的に接続される第1の側のギャップ寸法32,34に比べて、外部電極に電気的に接続されない第2の側のギャップ寸法33,35をより大きくすることによって、内部電極23,24の一方を他方で覆うようにしてシールド効果を生じさせ、コンデンサ本体25の側面での電界強度を抑える。
請求項(抜粋):
複数の内部電極と複数の誘電体層とが交互に積層されてなるコンデンサ本体、ならびに前記コンデンサ本体の長手方向の第1および第2の端面にそれぞれ形成される第1および第2の外部電極を備え、前記複数の内部電極は交互に配置される第1の内部電極と第2の内部電極とに分類され、前記第1の内部電極は、前記コンデンサ本体の長手方向の第1の端面において前記第1の外部電極に電気的に接続されるとともに、前記コンデンサ本体の長手方向の第2の端面および幅方向の両端面に対してそれぞれギャップを形成しており、前記第2の内部電極は、前記コンデンサ本体の長手方向の第2の端面において前記第2の外部電極に電気的に接続されるとともに、前記コンデンサ本体の長手方向の第1の端面および幅方向の両端面に対してそれぞれギャップを形成している、積層コンデンサにおいて、最外層に位置する前記内部電極の長手方向の寸法は、他の前記内部電極の長手方向の寸法より短くされるとともに、前記他の内部電極の幅方向のギャップの寸法は、当該内部電極が電気的に接続される外部電極が位置する第1の側に比べて、電気的に接続されない外部電極が位置する第2の側でより大きくされ、前記最外層に位置する内部電極の幅方向のギャップの寸法は、前記第1の側でのギャップの寸法以下であるとともに、前記第2の側でのギャップの寸法より小さくされていることを特徴とする、積層コンデンサ。
IPC (4件):
H01G 4/30 301 ,  H01G 4/30 ,  H01G 2/20 ,  H01G 4/12 352
FI (4件):
H01G 4/30 301 C ,  H01G 4/30 301 D ,  H01G 4/12 352 ,  H01G 1/13
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 積層コンデンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-237777   出願人:株式会社村田製作所

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