特許
J-GLOBAL ID:200903087937053472

脂肪酸ジグリコールアミドリン酸エステル又はその塩を製造する方法およびその製品を含有する洗浄剤組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-328559
公開番号(公開出願番号):特開平7-206878
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 皮膚毛髪に対する刺激が少なく、安定性、洗浄力、使用感にすぐれた脂肪酸ジグリコールアミドリン酸エステルおよびその塩の製造方法および組成物の提供。【構成】 式(I)の上記化合物:【化1】〔R1 =C5 〜C21炭化水素基、A=R1CONHCH2CH2OCH2CH2-基又はM、M=H、アルカリ金属、アルカリ土類金属、NH4 、アルカノールアミン残基又は、塩基性アミノ酸残基〕を製造するために、式(II):R1 COOR〔RはC1-3 アルキル〕の脂肪酸エステルとジグリコールアミンとを金属アルコキシドの存在下に縮合し、得られた反応生成物をリン酸エステル化して脂肪酸ジグリコールアミドリン酸エステルを調製し、これを上記Mに対応する中和剤により中和する。
請求項(抜粋):
下記一般式(I):【化1】(但し、式(I)中、R1 は5〜21個の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖の、飽和または不飽和の炭化水素基を表し、AはR1 CONHCH2 CH2 OCH2 CH2 -基またはMを表し、Mは水素原子、アルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、アンモニウム基、アルカノールアミンのカチオン性残基、または塩基性アミノ酸のカチオン性残基を表す。)で示される脂肪酸ジグリコールアミドリン酸エステル又はその塩を製造するために、下記一般式(II) :R1 COOR (II)(但し、式(II) 中、R1 は前記規定の通りであり、Rはメチル基、エチル基、またはプロピル基を表す。)で示される脂肪酸エステルと、ジグリコールアミンとを金属アルコキシドの存在下で縮合させて脂肪酸ジグリコールアミドを調製し、これとリン酸化剤とを反応させて脂肪酸ジグリコールアミドリン酸エステルを調製し、前記一般式(I)の化合物において、Mがアルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、アンモニウム基、アルカノールアミンのカチオン性残基又は塩基性アミノ酸のカチオン性残基である場合は、前記脂肪酸ジグリコールアミドリン酸エステルに、アルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物、アンモニア、アルカノールアミン、または塩基性アミノ酸からなる中和剤により中和する工程を施すことを特徴とする、脂肪酸ジグリコールアミドリン酸エステル塩又はその塩の製造方法。
IPC (4件):
C07F 9/09 ,  A61K 7/075 ,  A61K 7/50 ,  C11D 1/34

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