特許
J-GLOBAL ID:200903087947724529

エンジンマウント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 功二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-171077
公開番号(公開出願番号):特開2001-003987
出願日: 1999年06月17日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】【課題】 エンジンマウントの車両搭載により分担荷重が加わった状態で、第1及び第2の板状金具の中央部において両金具を連結する連結ゴム弾性体に剪断歪が加わらないようにする。【解決手段】 連結ゴム弾性体43に軸方向の歪が加えられていない状態で、上板金具10の筒状部12に装着されたゴムブッシュ40の内筒金具41にボルト25を挿通し、連結ゴム弾性体に引っ張り方向の剪断歪を加えた状態でボルトを下板金具20に設けたナット22に係止させる。この状態で、上板金具がトランスミッション側ハウジング50に取付けられ、下板金具が車体フレーム52側に取付けられることにより、上板金具に分担荷重が加わる。分担荷重による連結ゴム弾性体に加わる圧縮方向の変位により、引っ張り剪断歪が打ち消されて、連結ゴム弾性体の剪断歪が除かれる。
請求項(抜粋):
中央部に貫通孔を有する第1の板状金具と、該第1の板状金具に対して所定距離を隔てて対向配置される第2の板状金具と、前記第1の板状金具及び第2の板状金具の対向面間中央部を挟んだ両側に位置する対向面間両側部に配設されて、該第1の板状金具及び第2の板状金具間を弾性的に連結する一対の支持ゴム弾性体と、前記第1の板状金具の貫通孔に挿通支持されて該第1の板状金具の両側に突出する筒状部と、該筒状部にその内周面から離間した状態で同軸的に挿通配置される支軸部と、該筒状部と該支軸部の間に設けられて該筒状部と支軸部間を弾性的に連結する筒状の連結ゴム弾性体とを備えたエンジンマウントであって、前記連結ゴム弾性体に軸方向の剪断歪が加えられていない状態で、前記支軸部を軸方向に相対的に変位させて該連結ゴム弾性体が前記第2の板状金具方向に引っ張られた状態で該支軸部を該第2の板状金具に係止させることとし、該連結ゴム弾性体が該第2の板状金具方向に引っ張られた状態で、該第1の板状金具がエンジン側及び車体側のうちのいずれか一方に取付けられ、該第2の板状金具がエンジン側及び車体側の他方に取付けられることにより、該連結ゴム弾性体が該第2の板状金具方向に引っ張られた状態から解除されることを特徴とするエンジンマウント。
IPC (2件):
F16F 15/08 ,  B60K 5/12
FI (2件):
F16F 15/08 W ,  B60K 5/12 F
Fターム (7件):
3D035CA05 ,  3D035CA09 ,  3J048AA01 ,  3J048AC01 ,  3J048BA04 ,  3J048BB10 ,  3J048EA01

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