特許
J-GLOBAL ID:200903087950066702

細動を繰り返し誘発することなく埋植された装置の誘導除細動要求基準を評価するシステムおよび方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤村 元彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-212210
公開番号(公開出願番号):特開平6-165828
出願日: 1991年08月23日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】心電図のT波の期間にエネルギー準位を低減させながら心臓が細動状態に置かれるまで心臓にショックを与えることにより、除細動誘導構造の除細動閾値エネルギーを決定するためのシステムが開示されている。心臓を細動状態に置くことができない試験されたエネルギー準位のうちもっとも低いものが、誘導構造の除細動閾値エネルギーと相互に関連する。
請求項(抜粋):
患者の体内に埋植され、心臓またはその周辺に埋植された少なくとも2個の除細動電極を含む除細動誘導構造の除細動閾値エネルギーを決定するためのシステムであって、心臓の電気的活性を感知するための感知手段と、感知された心臓の該電気的活性に基づいて心臓の電気的事象を検出し、該電気的活性の受攻期を決定するための、該感知手段に接続された検出手段と、心臓の電気的活性の受攻期間中に電気パルスを発生し、該除細動電極を介してその電気パルスを心臓に印加するための、該検出手段に接続されたパルス発生手段と、該パルス発生手段によって発生かつ、印加された電気パルスのエネルギー準位を制御するための、該パルス発生手段に接続されたパルスエネルギー準位検出・選択手段と、パルス発生手段によって印加された電気パルスのエネルギー準位を記憶するためのメモリー手段とを含み、該パルス発生手段が、所定の初期エネルギーをもって最初の電気パルスを心臓に印加し、該エネルギー準位検出・選択手段の制御のもと、エネルギーを低減させながら、後続する電気パルスを続けて心臓に印加し、心臓に細動を誘発させたことを該検出手段が決定するまでこれを繰返し、心臓に細動を誘発させたことを該検出手段が決定すると、心臓に細動を誘発させた電気パルスの直前の電気パルスのエネルギー準位が、該除細動誘導構造の除細動閾値エネルギーと相互に関連することを特徴とするシステム。

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