特許
J-GLOBAL ID:200903087955492688
非線形補償回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井出 直孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-139131
公開番号(公開出願番号):特開平5-335842
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】 歪発生回路にダイオードを用いた振幅伸張特性を有する回路を使用することにより、構成部品のパラメータ変動に対して安定な特性を持つ非線型補償回路を実現することを目的とする。【構成】 入力信号を分岐する分配器2と、その一方の出力に接続された歪発生回路6を、他方の出力に接続された可変位相器3、可変減衰器4および遅延伝送路5と、各々の信号を合成器7で合成する非線形補償回路において、歪発生回路6は、90°ハイブリッド回路10および13を用いたバランスド・タイプとし、各々の伝送線路に装荷されたダイオード対11および12を備えたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
入力信号を分岐する分配器と、この分配器の一方の出力端からの信号を歪ませる非線形歪発生回路と、上記分配器の他方の出力端からの信号にこの非線形歪発生回路での時間遅延とほぼ等しい時間遅延を与える遅延手段と、上記非線形歪発生回路が出力する信号と上記遅延手段を経由する信号とを合成する合成器とを備えた非線形補償回路において、上記非線形歪発生回路は、自回路の入力端および出力端にそれぞれ二線側が接続された一対の90°ハイブリッド回路と、この90°ハイブリッド回路の四線側が接続された二つの経路のそれぞれに挿入された二個のダイオードを互いに逆極性に並列接続したダイオード対とを備えたことを特徴とする非線形補償回路。
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