特許
J-GLOBAL ID:200903087961052878

Lactobacillus delbrueckii 種染色体への遺伝子組込み方法及び遺伝子組込み体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有賀 三幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-183972
公開番号(公開出願番号):特開平6-030781
出願日: 1992年07月10日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【構成】 pAMβ1 プラスミドに組込もうとする遺伝子を結合して組込みプラスミドを構築し、これを接合伝達及び相同組換えさせることにより乳酸桿菌Lactobacillus delbrueckii(Lb. delbrueckii)種の染色体DNAへ目的遺伝子のみを組込む方法。【効果】 任意の遺伝子をLb. delbrueckii 種の菌の感染体DNAに組込み、且つ、ベクターであるpAMβ1 のDNA配列を除去することができるので、得られた遺伝子組込み体は広く食品・医薬品・飼料などの生産に応用することが可能である。
請求項(抜粋):
次の3段階からなる、乳酸桿菌Lactobacillus delbrueckii(Lb. delbrueckii)種の染色体DNAへの遺伝子組込み方法であって、第1段階:Lb. delbrueckii種の染色体DNA上の組込むべき部位の両側の2つのゲノムDNA断片を、組込もうとする遺伝子の上流及び下流に結合し、それをベクターであるpAMβ1プラスミドに挿入して組込みプラスミドを構築し、第2段階:構築したプラスミドを接合伝達法によってLb. delbrueckii種に導入し、染色体DNAへの組込みによってエリスロマイシン耐性を示す接合伝達株を得、第3段階:得られた接合伝達株をエリスロマイシンの存在しない非選択条件下で培養を繰返した後、相同組換えによってpAMβ1プラスミド由来のDNA配列を失いエリスロマイシン感受性に変わったクローンを選別し、その中から、組込み遺伝子がLb. delbrueckii種染色体DNAに残存する遺伝子組込み体を選別することを特徴とするLb. delbrueckii染色体DNAへの遺伝子組込み方法。
IPC (3件):
C12N 15/90 ,  C12N 15/53 ,  C12N 15/74 ZNA
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-251172

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