特許
J-GLOBAL ID:200903087961084761

車両の操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-067689
公開番号(公開出願番号):特開平6-278627
出願日: 1993年03月26日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 前輪操舵時に車両の実際ヨーレイトを目標値にするよう例えば後輪を操舵制御する場合、車両の運転状態が車両安定性の限界に近付いたとき、運転者に警告を与える。【構成】 後輪操舵に対する車両のヨーレイトの周波数伝達関数の位相遅れ特性において、その1Hzでの位相遅れφ(1)が設定値(30deg)未満の通常時がステップS6で判断された場合には、ステップS7でH∞制御が行われ、φ(1)≧30degの場合にはステップS8でマップ制御を選択する。車両の推定横滑り角βは車両の運転状態を正確に現し、β≧βoの安定性の限界近傍の状況がステップS9で判断された場合、ステップS10で推定横滑り角βが大値ほど周波数fを高く設定して、ステップS11でこの周波数fHzの警告音を発生する。その結果、注意を運転者に喚起して、車両の安定性が確保される。
請求項(抜粋):
前輪又は後輪をステアリングとは別途に操舵する操舵手段と、車両の実際ヨーレイトを検出する検出手段と、該検出手段により検出された実際ヨーレイトと目標ヨーレイトとの偏差に基いて制御量を演算し、該制御量により実際ヨーレイトを目標ヨーレイトに一致させるよう上記操舵手段をフィードバック制御する制御手段とを備えた車両の操舵装置であって、上記制御手段による前輪又は後輪の操舵制御時に車両の運転状態が車両の安定性の限界近傍にあることを検出する限界検出手段と、該限界検出手段により検出された限界近傍のとき、警告を発する警告発生手段とを備えたことを特徴とする車両の操舵装置。
IPC (6件):
B62D 6/00 ,  B62D 7/14 ,  B62D101:00 ,  B62D111:00 ,  B62D113:00 ,  B62D137:00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭55-030199

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