特許
J-GLOBAL ID:200903087970662395

遠心式送風機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-248840
公開番号(公開出願番号):特開2004-084602
出願日: 2002年08月28日
公開日(公表日): 2004年03月18日
要約:
【課題】縦拡がりが形成されたスクロールケーシングを持つ遠心式送風機において、空気通路の空気流れの障害を取り除くことにより、空気流れをスムースにして吐出流路内の送風量を確保し、しかも、騒音を著しく低下させることが可能な遠心式送風機を提供する。【解決手段】縦拡がり部を持ったスクロールケーシング15を構成する空気通路14の外側に突出部27を設け、モータフランジ29を固定する。これによれば、従来技術において空気通路14内に突出していた突出部27、モータフランジ29がないので、風量低下、騒音悪化を招かず、円滑な運転をすることができる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
軸方向から吸入した空気を径外方向へ送風する遠心式送風ファン(12)と、 前記遠心式送風ファン(12)を収容するとともに前記遠心式送風ファン(12)により送風される空気を案内する渦巻き状の空気通路(14)を形成するスクロールケーシング(15)と、 前記スクロールケーシング(15)のうち、前記遠心式送風ファン(12)の軸方向一端側に配置され、前記遠心式送風ファン(12)に空気を吸入させる空気吸入口(13)と、 前記スクロールケーシング(15)のうち、前記遠心式送風ファン(12)の軸方向他端側に配置され、前記遠心式送風ファン(12)を駆動する駆動用モータ(11)と、 前記駆動用モータ(11)を保持するとともに、前記スクロールケーシング(15)の前記軸方向他端側に固定されるモータフランジ(29)と、 前記スクロールケーシング(15)に前記空気通路(14)を前記軸方向他端側の部位から更に軸方向外方へ拡大するように形成された縦拡がり部(25)とを備え、 前記縦拡がり部(25)が前記軸方向他端側における径方向の所定部位から軸方向斜め外方に形成された傾斜部(23)を有する遠心式送風機において、 前記傾斜部(23)から軸方向外方へ突出するように複数の突出部(27)を形成するとともに、 前記モータフランジ(29)の径方向の所定部位から前記突出部(27)に沿って軸方向外方へ延びるように複数の脚部(29d)を形成し、 前記突出部(27)と前記脚部(29d)を固定することにより、前記モータフランジ(29)を前記スクロールケーシング(15)に固定することを特徴とする遠心式送風機。
IPC (3件):
F04D29/42 ,  F04D29/44 ,  F04D29/66
FI (5件):
F04D29/42 M ,  F04D29/44 Q ,  F04D29/44 U ,  F04D29/44 X ,  F04D29/66 N
Fターム (11件):
3H034AA02 ,  3H034BB02 ,  3H034BB06 ,  3H034CC03 ,  3H034DD08 ,  3H034DD26 ,  3H034DD30 ,  3H034EE05 ,  3H034EE06 ,  3H035DD04 ,  3H035DD05
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 車両空調用送風機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-000741   出願人:株式会社ゼクセルヴァレオクライメートコントロール
審査官引用 (1件)
  • 車両空調用送風機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-000741   出願人:株式会社ゼクセルヴァレオクライメートコントロール

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