特許
J-GLOBAL ID:200903087974030334
生体金属/水酸アパタイト複合材料
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-129047
公開番号(公開出願番号):特開2005-279219
出願日: 2004年03月29日
公開日(公表日): 2005年10月13日
要約:
【課題】 水酸アパタイトが分解しない温度領域での生体金属材料表面上への水酸アパタイトのコーティング法及び生体金属と水酸アパタイトの接合方法を提供する。【解決手段】 水酸アパタイトの電場により分極する性質を利用して生体金属上への水酸アパタイトのコーティング及び接合を行う。生体金属と水酸アパタイトを接触させ、生体金属を陽極として直流電圧を印加する。アパタイト中に含まれるアルカリ土類金属イオン、アルカリ金属イオン、プロトンなどが電圧の印加によって生ずる電場の力で、陰極側に移動する。この移動によって、生体金属と水酸アパタイト界面の水酸アパタイト近傍では、アルカリ土類金属イオンなどの欠乏層が形成される。この欠乏層には、過剰に水酸イオンや酸素イオンを含むため、強い負電荷を帯びる。この負電荷と、生体金属材料表面に誘起される正電荷との静電引力によって、生体金属と水酸アパタイト間に強い静電引力が発生し、生体金属と水酸アパタイトとは密着する。さらに、生体金属と水酸アパタイトの相互拡散によって、恒久的な接合が達成される。【選択図】なし
請求項(抜粋):
生体金属と水酸アパタイトを接触させ、酸化しない雰囲気中で加熱しながら、生体金属を陽極、水酸アパタイトを陰極として、これら接触体に直流電圧を印加し作製した生体金属/水酸アパタイト複合体。
IPC (3件):
A61L27/00
, A61F2/28
, A61F2/30
FI (4件):
A61L27/00 L
, A61L27/00 J
, A61F2/28
, A61F2/30
Fターム (20件):
4C081AB02
, 4C081AB06
, 4C081BA13
, 4C081BB08
, 4C081CF032
, 4C081CG02
, 4C081CG03
, 4C081CG04
, 4C081CG05
, 4C081DC03
, 4C081EA06
, 4C081EA13
, 4C097AA01
, 4C097AA03
, 4C097BB01
, 4C097CC02
, 4C097DD07
, 4C097DD09
, 4C097DD10
, 4C097MM02
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