特許
J-GLOBAL ID:200903087979907269

HTLV-Iによって引き起こされる白血病の治療で有用である2,2’-ビ-1H-ピロール誘導体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-529979
公開番号(公開出願番号):特表2001-511191
出願日: 1998年11月30日
公開日(公表日): 2001年08月07日
要約:
【要約】式(I):[式中、R1は、水素、フェニル、C1〜C20アルキル又はC2〜C20アルケニル(但し、アルキル基及びアルケニル基は、置換されていないか又はハロゲン、1〜3個の置換基によって置換されている)であり、R2は、水素、C1〜C6アルキル、シアノ、カルボキシ又は(C1〜C6アルコキシ)カルボニルであり、R3は、ハロゲン、ヒドロキシ又は置換されない若しくはフェニルによって置換されたC1〜C11アルコキシであり、R4は、水素、C1〜C6アルキル又はフェニルであり、同一か又は異なっているR5及びR6のそれぞれは独立に、水素、C2〜C20アルカノイル、C3〜C20アルケノイル、フェニル、C1〜C20アルキル又はC2〜C20アルケニル(但し、アルカノイル基、アルケノイル基、アルキル基及びアルケニル基は、置換されていないか又は1〜3個の置換基によって置換されている)を表わすか又はR4、R5及びR6の2個は一緒になって、置換されていないか又はC1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル若しくはC1〜C12アルキリデンによって置換されている、C4〜C12ポリメチレン鎖を形成する]の2,2’-ビ-1H-ピロールである化合物又はその薬物的に許容される塩の、特に、HTLV-Iに感染することによって引き起こされる成人T細胞白血病-リンパ腫の治療で使用するための薬剤の製造に於ける用途。
請求項(抜粋):
式(I):[式中、 R1は、水素、フェニル、C1〜C20アルキル又はC2〜C20アルケニル(但し、アルキル基及びアルケニル基は、置換されていないか又はハロゲン、C1〜C6アルコキシ、ヒドロキシ、アリール及びアリールオキシから独立に選択された1〜3個の置換基によって置換されている)であり、 R2は、水素、C1〜C6アルキル、シアノ、カルボキシ又は(C1〜C6アルコキシ)カルボニルであり、 R3は、ハロゲン、ヒドロキシ又は置換されない若しくはフェニルによって置換されたC1〜C11アルコキシであり、 R4は、水素、C1〜C6アルキル又はフェニルであり、 同一か又は異なっているR5及びR6のそれぞれは独立に、水素、C2〜C20アルカノイル、C3〜C20アルケノイル、フェニル、C1〜C20アルキル又はC2〜C20アルケニル(但し、アルカノイル基、アルケノイル基、アルキル基及びアルケニル基は、置換されていないか又はハロゲン、C1〜C6アルコキシ、ヒドロキシ、アリール、アリールオキシ、シアノ、カルボキシ、(C1〜C6アルコキシ)カルボニル、(C3〜C4アルケニル)カルバモイル、アラルキルカルバモイル、アリールカルバモイル及び-CONRcRd(但し、同一か又は異なっているRc及びRdのそれぞれは独立に、水素若しくはC1〜C6アルキルであるか又はRc及びRdはそれらが結合している窒素原子と一緒になって、モルホリノ若しくはピペリジノ環を形成する)から独立に選択された1〜3個の置換基によって置換されている)を表わすか又は R4、R5及びR6の2個は一緒になって、置換されていないか又はC1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル若しくはC1〜C12アルキリデン(但し、アルキル基、アルケニル基及びアルキリデン基は、同様に置換されていないが又はハロゲン、C1〜C6アルコキシ、ヒドロキシ、シアノ、カルボキシ、(C1〜C6アルコキシ)カルボニル、アリールオキシ若しくはアリールによって置換されている)によって置換されている、C4〜C12ポリメチレン鎖を形成し、残りのものは水素又はC1〜C12アルキルである]の2,2’-ビ-1H-ピロールである化合物又はその薬物的に許容される塩の、成人T細胞白血病-リンパ腫の治療で使用するための薬剤の製造に於ける用途。
IPC (3件):
A61K 31/40 ,  A61P 35/02 ,  C07D207/44
FI (3件):
A61K 31/40 ,  A61P 35/02 ,  C07D207/44

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