特許
J-GLOBAL ID:200903087980101901

多軸偏光フィルム製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-103254
公開番号(公開出願番号):特開平5-297218
出願日: 1992年04月22日
公開日(公表日): 1993年11月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 立体画の印刷等に好適な多軸偏光膜層を印刷用紙等のシート上に容易に形成できる装置を提供する。【構成】 常温よりも高い所定の温度に加熱すると、固相から液晶相に変化し、この液晶状態で各分子が電界に対応した方向に配列する二色性染料等を含む被転写材を塗布したインクリボン22をサーマルヘッド23とプラテンローラ24とで印刷用紙21に押しつける。サーマルヘッド23は所定温度で被転写材を印刷用紙21に転写すると同時に、加熱されて液晶状態にある被転写材に対してヘッドの適当な領域ごとにそれぞれ特定方向に電界を加えて被転写材の各分子をそれぞれ特定方向に配向させる電極アレーを備えていて、電界は電子回路により制御される。このようにしてプラテンローラ24の回転に従って印刷用紙21上には目的に応じて適当な配向分布をもつ多軸偏光膜層が形成される。
請求項(抜粋):
印刷用紙を転写部へと送る印刷用紙送り機構と、常温よりも高い所定の温度に加熱することにより、固相から液晶相へと融解し、かつ、融解状態において電界を印加した場合に、偏光軸が電界方向に対応した方向に配列する被転写材をリボン基板に塗布してなり、前記転写部に送られた印刷用紙と当接するインクリボンと、前記インクリボンの各領域に対し、各々所定の向きの電界を与える複数の電極と、前記インクリボンの各領域に熱を加える複数の発熱部とを具備することを特徴とする多軸偏光フィルム製造装置。

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