特許
J-GLOBAL ID:200903087983544073

差動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-083255
公開番号(公開出願番号):特開平7-091520
出願日: 1994年04月21日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構造によって確実な差動制限効果を得ることができ、しかも小型で低コストな差動装置を提供する。【構成】 ギヤケース1の軸心上に対向して配置された一対の出力シャフト10に回転差が生ずると、多数のボール溝10b及びこれに嵌合する多数のボール6によって各出力シャフト10の回転運動が連動し、各出力シャフト10の差動が達成される。その際、各出力シャフト10に回転差を発生させる力が一方の出力シャフト10のみから加わると、他方の出力シャフト10では差動時に従動側となるボール6が主動側であるボール溝10bを自らの動きに追従させようとするため、この時に生ずる反力が抵抗となって各出力シャフト10の差動が制限される。
請求項(抜粋):
外部から入力された駆動力によって軸心回りに回転する入力側回転体と、入力側回転体の軸心上に配置された一対の出力側回転体とを備え、各出力側回転体の相互の回転運動により各出力側回転体に生じた回転差を許容する差動装置において、前記各出力側回転体の相互の回転運動を連動させる多数の溝及びこれに転動自在に嵌合する多数のボールを備えたことを特徴とする差動装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-192618

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