特許
J-GLOBAL ID:200903087990073817

流量計校正システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-011028
公開番号(公開出願番号):特開2001-201391
出願日: 2000年01月19日
公開日(公表日): 2001年07月27日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、流量計の校正精度を向上させることを課題とする。【解決手段】 流量計校正システム10では、校正用の油液が貯蔵された貯蔵タンク12と、油液供給経路14と、送液用ポンプ16と、送液された油液を計測する流量計18と、計量タンク20と、還流経路22とを備えてなる。貯蔵タンク12は、内部が中仕切板34により第1の室36と第2の室38とに画成されている。中仕切板34の上方は、第1の室36と第2の室38とを連通するための上部空間40となっている。そして、第1の室36に還流された油液の液位が中仕切板34の高さを越えたとき、第2の室38へ溢流する。これにより、第1の室36における水頭(ヘッド)が一定に保たれるため、流量計18に送液される油液の供給圧力が貯蔵タンク12の液位によって変動することが防止される。
請求項(抜粋):
校正用の油液が貯蔵された貯蔵タンクと、該貯蔵タンクの油液を供給する油液供給経路と、該油液供給経路を介して油液を送液するポンプと、該ポンプにより送液された油液を計測する流量計と、油液を貯溜して液量を計量する基準器と、該計量器の油液を前記貯蔵タンクに還流させる還流経路とを備えてなり、前記流量計の計測値と前記基準メータの計測値とを比較して前記流量計を校正するよう構成された流量計校正システムにおいて、前記貯蔵タンクは、互いに独立した第1、第2の室を有し前記油液供給経路を前記第1の室の底部近傍に接続し、前記還流経路を前記第1の室の上部に接続し、少なくとも、基準器へ油液を供給中は、前記第1の室の油液を前記第2の室に常時溢出させるよう構成したことを特徴とする流量計校正システム。

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