特許
J-GLOBAL ID:200903087993811355
吸収式冷凍装置を用いた空調装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-257110
公開番号(公開出願番号):特開平10-103808
出願日: 1996年09月27日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 瞬間停電の影響を受けず、小型で消費電力の小さい安価な装置。【解決手段】 暖房用吸収液流路L4に常開型の暖房用電磁弁6を設け、暖房運転時には通電しないで開状態にする。冷房運転時には、高温再生器1内の温度が所定温度以下の間には、暖房用電磁弁6を通電して強制的に閉弁させ、所定温度以上になったら、暖房用電磁弁6の通電を停止する。高温再生器1内の温度上昇により、暖房用電磁弁6の弁体が高温再生器1からの圧力により閉弁状態を維持し、開弁しない。暖房運転時には、瞬間停電が発生しても、暖房用電磁弁6は閉じない。冷房運転時に瞬間停電が生じると、高温再生器1内の温度が低い場合には、停電により開弁しても高温再生器1内の圧力が低いため復電したときに再度閉弁でき、温度が高い場合には、停電により開弁することがなく閉弁が維持される。暖房用電磁弁6の閉弁駆動力を小さくできるため小型で消費電力が小さい。
請求項(抜粋):
冷媒を含む吸収液を加熱して該吸収液から冷媒蒸気を分離させる再生器と、該再生器によって分離した前記冷媒蒸気を冷却して凝縮させる凝縮器と、該凝縮器で凝縮した冷媒を低圧下で蒸発させる蒸発器と、該蒸発器で蒸発した冷媒蒸気を前記再生器から供給される吸収液に吸収させる吸収器と、該吸収器から前記再生器へ吸収液を戻すポンプとから吸収サイクルを形成するとともに、前記再生器と前記蒸発器との間に電磁弁を具備した暖房運転用吸収液流路を設け、前記電磁弁を制御手段によって制御して暖房運転と冷房運転とを切り換え、前記蒸発器を通過する冷温水により空調対象の暖房または冷房を行う吸収式冷凍装置を用いた空調装置において、前記電磁弁として、非通電時には開状態が維持され、通電時に閉状態に切り換えられる常開電磁弁を用いるとともに、前記制御手段は、前記再生器内の圧力を直接的又は間接的に判断する圧力判断手段を備え、暖房運転時には、前記電磁弁を非通電に制御して開状態とし、冷房運転時には、前記圧力判断手段の判断圧力が所定圧力以下の場合に前記電磁弁を閉状態にするために通電し、前記所定圧力より高い場合に前記電磁弁を非通電に制御することを特徴とする吸収式冷凍装置を用いた空調装置。
IPC (4件):
F25B 15/00 303
, F25B 15/00 306
, F24F 11/02 102
, F25B 41/04
FI (4件):
F25B 15/00 303 Z
, F25B 15/00 306 Z
, F24F 11/02 102 R
, F25B 41/04 J
前のページに戻る