特許
J-GLOBAL ID:200903087994769867

プレス機械の定位置停止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 実三 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-119047
公開番号(公開出願番号):特開平5-318199
出願日: 1992年05月12日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 高速のプレス機械において、クランク軸を定位置に正確に停止させる方法を提供すること。【構成】 プレス機械の停止操作時、クランク軸の停止位置に基づいてブレーキ力を加えるべきクランク軸角度を設定し、この角度になったとき、プレス機械のクラッチを解放し、かつ、ブレーキ力を作用させてクランク軸の回転を減速させる。次いで、クランク軸が所定回転速度になったとき、ブレーキ力を解放してクランク軸が低速の一定回転になるのを待ち、この低速回転状態で再度クランク軸の停止位置に基づいてクランク軸にブレーキ力を加えるべき角度を設定し、この設定角度になったときブレーキを再度作動させてクランク軸を停止させる。
請求項(抜粋):
プレス機械の停止操作がなされたとき、クランク軸を停止すべき位置に基づいてクランク軸にブレーキ力を加えるべきクランク軸の角度(第1設定角度)を設定し、クランク軸の回転角度が前記第1設定角度になったとき、プレス機械のクランク軸に回転力を伝達しているクラッチを解放するとともに、ブレーキを作動させてクランク軸の回転速度を減速させ、次いで、このクランク軸の回転速度が所定の速度になったとき、前記ブレーキの作動を解放してクランク軸が低速の定速回転になるのを待ち、この低速の定速回転になった時点で再度クランク軸を停止すべき位置に基づいてクランク軸にブレーキ力を加えるべきクランク軸の角度(第2設定角度)を設定し、クランク軸の回転角度が前記第2設定角度になったとき、ブレーキを再度作動させてクランク軸を停止させることを特徴とするプレス機械の定位置停止方法。

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