特許
J-GLOBAL ID:200903087995425983

重金属を除去してつくられる魚貝類エキスの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川成 靖夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-332334
公開番号(公開出願番号):特開平6-153863
出願日: 1992年11月17日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、公害発生源の抑制と資源利用を拡大するための重金属を除去してつくられる魚貝類エキスの製造方法を提供しようとするものである。【構成】 本発明は、生鮮魚貝類あるいは生鮮魚貝類の加工残滓に適量の酸、または適量のプロテアーゼを用いて作用させた醗酵消化物より精製してつくられ、重金属と錯体しているペプチド、あるいは結合している未分解の蛋白を共存する魚貝類エキスを、限外濾過膜装置に圧送通液し、この魚貝類エキスに共存する重金属と錯体しているペプチド、あるいは結合している未分解の蛋白を、当該限外濾過膜により透過阻止させて分離、除去するようにした重金属を除去してつくられる魚貝類エキスの製造方法である。
請求項(抜粋):
生鮮魚貝類、あるいは生鮮魚貝類の加工残滓に適量の酸、または適量のプロテアーゼを用いて醗酵原料をつくり、この醗酵原料を温度調整のできる恒温醗酵槽により、自己のもつ酵素力と共に併せて撹拌醗酵のもとに形成させた醗酵消化物を加熱、固液分離、油脂分離する工程により精製してつくられ、ペプチドと錯体し、あるいは未分解の蛋白と結合しているカドミウムなどの重金属が共存する魚貝類エキスを限外濾過膜装置に圧送通液し、この魚貝類エキスに共存するカドミウムなどの重金属と錯体しているペプチド、あるいはカドミウムなどの重金属と結合している未分解の蛋白を、当該限外濾過膜により透過阻止させて分離、除去するように構成したことを特徴とする重金属を除去してつくられる魚貝類エキスの製造方法。
IPC (3件):
A23L 1/31 ,  A23L 1/221 ,  A23L 1/33

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