特許
J-GLOBAL ID:200903087999036906

高分子分散型液晶表示素子及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-298270
公開番号(公開出願番号):特開平9-138412
出願日: 1995年11月16日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 ツイスト角と光散乱状態との関係を利用することにより、高分子分散型液晶表示素子における視野角特性を向上させ、特に、駆動電圧の低減と視野角範囲の増大とを両立させる。【解決手段】 透明基板1,2の間において、透明電極3と金属電極4とによって形成された画素領域Dは、それぞれ区画A及び区画Bに2分割されている。両区画においては、透明基板2の側では配向膜5によりラビング方向に沿った配向方向Cに液晶6A及び高分子6Bの双方が配向しているが、区画Aでは、透明基板2の側から透明基板1の側にゆくに従って液晶6A及び高分子6Bの配向方向が反時計回りに回転し、区画Bでは、透明基板2の側から透明基板1の側にゆくに従って液晶6A及び高分子6Bの配向方向が時計回りに回転し、所定のツイスト角を有する捩じれ構造を備えている。
請求項(抜粋):
液晶と高分子とを互いに分散させると共に前記液晶及び前記高分子を相分離させて形成し、電界無印加時には前記液晶及び前記高分子とが同一方向に配向した液晶高分子複合層と、該液晶高分子複合層の表裏に所定パターンで配置され、前記液晶高分子複合層に電界を印加することにより前記液晶を電界に従って配向させ、前記液晶高分子複合層を光散乱状態とするための電極構造と、該電極構造の所定パターンにより形成され、それぞれ別個に前記液晶高分子複合層の光透過状態を制御可能に構成された複数の画素領域と、該画素領域の内部に形成され、相互に異なる前記液晶のツイスト方向及び/又はツイスト角を備えた複数の画素内区画とを有することを特徴とする高分子分散型液晶表示素子。
IPC (2件):
G02F 1/1337 505 ,  G02F 1/1333
FI (2件):
G02F 1/1337 505 ,  G02F 1/1333

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