特許

J-GLOBAL ID：200903088000547514

弾性表面波フィルタ

発明者： 山田 明法
出願人/特許権者： 東洋通信機株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-156718
公開番号（公開出願番号）：特開2003-347896
出願日： 2002年05月30日
公開日（公表日）： 2003年12月05日
要約：

【要約】【課題】 反射反転型のIDT電極を用いた縦結合多重モードSAWフィルタにおいては、通過帯域の近傍の低域型に減衰量が劣化する周波数領域がある。この減衰量劣化を改善する手段を得る。【解決手段】 圧電基板に複数の反射反転型IDT電極とこれらの両側に反射器とを備えた縦結合多重モードSAWフィルタと、同一圧電基板上にIDT電極と該IDT電極の両側に反射器を備えたSAW共振子とを直列接続し、SAW共振子に電気素子を並列接続した該複合共振子の共振周波数fs及び反共振周波数faがfa<fsとなるようにすると共に、反共振周波数faを縦結合多重モードSAWフィルタの通過域近傍の低域側に生じる減衰量劣化の周波数領域に設定する。

請求項（抜粋）：

圧電基板の主面上に表面波の伝搬方向に沿って複数の反射反転型IDT電極とこれらの両側にグレーティング反射器とを備えた縦結合多重モードSAWフィルタと、正規型IDT電極と該IDT電極の両側にグレーティング反射器を同一圧電基板上に配置した弾性表面波共振子に負性容量素子Xを並列接続した複合共振子とを直列接続した弾性表面波フィルタであって、前記複合共振子の共振周波数fs及び反共振周波数faがfa<fsであり、反共振周波数faが前記縦結合多重モードSAWフィルタの通過域近傍の低域側に生じる減衰量劣化の周波数領域内に、共振周波数fsが通過域内に設定されていることを特徴とする弾性表面波フィルタ。

IPC (2件)：

H03H 9/64 ,  H03H 9/145

FI (2件)：

H03H 9/64 Z ,  H03H 9/145 A

Fターム (9件)：

5J097AA16 ,  5J097BB14 ,  5J097CC03 ,  5J097DD05 ,  5J097DD07 ,  5J097DD14 ,  5J097KK03 ,  5J097KK09 ,  5J097LL03