特許
J-GLOBAL ID:200903088003307727
並列プログラムデバッグ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-017484
公開番号(公開出願番号):特開平9-212385
出願日: 1996年02月02日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 自らが発生させたイベントを使用して並列プログラムの実行再現並びにデバッグ作業の効率化を図る並列プログラムデバッグ装置を提供する。【解決手段】 デバッグ対象の並列プログラムの再現実行の際に必要な自ら設定したイベントに関する採取イベント情報を記憶するイベント知識記憶部3と、採取イベント情報に基づいて並列プログラムの所定の位置でイベントを発生させるイベント発生設定部4と、実行時のイベントの発生順序を記録し、イベント発生順序比較部6による比較により再実行時に記録した発生順序と異なるイベントが発生した処理の流れを中断し、その中断イベント情報をイベント一時記憶部7に一時記憶し、一時記憶イベント検索部8が中断したイベントの実行が期待される処理に達したことを認識すると中断したイベントにイベント固有情報を渡して再実行させる発生イベント記録部5とを有し、プログラムの実行を再現させる。
請求項(抜粋):
複数の処理を同時に実行する並列プログラムを再実行させてデバッグを行う並列プログラムデバッグ装置において、デバッグ対象の並列プログラムの再現実行の際に必要でありかつ自ら設定したイベントに関する採取イベント情報を記憶する採取イベント知識記憶手段と、採取イベント情報に基づいて並列プログラムの所定の位置でイベントを発生させるイベント発生設定手段と、発生したイベントに伴うイベント固有情報を発生順序に履歴情報として記録する発生イベント記録手段と、並列プログラムの再実行時に、発生順序と異なるイベントが発生した処理の流れを中断するとともにその中断したイベントに伴う中断イベント情報を一時記憶し、中断したイベントの実行が期待される処理に達した時点で中断したイベントを再実行させる再実行順序制御手段と、を有し、自ら設定し発生させたイベントを用いて並列プログラムの実行を再現させることを特徴とする並列プログラムデバッグ装置。
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